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chapter36

  • 2014/07/21 16:12
  • Category: Story
再びこんにちは!久々のストーリーUPです!
先ほど遅くなりましたが、頂いた拍手コメのお返事をUPしましたので、拍手くださった方は
こちらの記事をご覧ください^^


今回ラストのシーンで登場するシムはahiruchanetさんから頂いたシムです。ahiruさんありがとう!
そしてずっと気になっていたクライブもようやく顔全体を作りなおしました。もう何年も前に作ったシムだったので
ジェイクやカイトと並べると違和感があってw
途中で肌色シーンが出てきますので、背後に注意をお願いしますww

ではでは本編どうぞ~!少しでも楽しんでいただければ嬉しいです。




「話は大体リサから聞いたわ。幼馴染の子なのよね」

chapter35sss (26)
カイトとのデートを終えて家に戻ると、私が戻るのを待ち構えていたようにリサが私に愚痴り始めた。
その内容を聞くと・・・ジェイクの運のなさを笑うしかなくて。

リサのあの怒りようを見たらどう見ても告白する前だったとしか思えない。

chapter35sss (27)
「就活するって目的らしいし、一週間くらいで帰るからその間ここに置いてくれないか?」

お人よしジェイクときたら危機感ゼロで、私までイライラしてきてしまう。
こんな時は好きな女の為に「とっとと田舎に帰れ」くらい言ったっていいはずなのに。
まあ、そんなところがジェイクらしいと言ったらそうなんだけどね・・・。

chapter35sss (28)
「就職活動・・・ね」

ちらりとジェイクの隣にいるマリアに視線を向けると、私を物珍しそうな目で見つめている彼女の視線とぶつかった。

chapter35sss (29)
「思い出した!!!!モデルの人だよね?!この間香水の広告に出てた!」

「・・・そうだけど。お願いだから大声を出すのはやめて。この家にいたいならね」

若い女の子特有のキーキー声でわめきたてられると頭痛がしてきてしまう。
それにさっきからマリアがカイトに馴れ馴れしくしているのも気に入らない。
幼馴染だからっていうのもわかるけど、ちょっとボディタッチが多すぎるんじゃないの?

chapter35sss (30)
「いいのか?」

カイトが私に尋ねる。ホテルもとっていないって言うし、このまま放り出すわけにもいかないだろう。
そうは思うものの、マリアがさりげなくカイトの服を掴んでいるのが物凄く気に喰わない・・・。

「しょうがないでしょ。ただし条件が3つあるわ」

chapter35sss (31)
「条件??お金ならないからね!」

何を勘違いしたのか、マリアがジェイクの後ろに隠れながら言った。

chapter35sss (32)
「誰もそんなこと言ってないわよ。いくら幼馴染って言ったってここにはレイもいるの。男だけのところに女の子を一人泊まらせることはできないから、私達の家に泊まること。それからさっきのリサに対する暴言をきちんと謝罪すること」

条件の一つ一つに承諾するような頷きを返していたマリアが不安そうに口を開く。

chapter35sss (33)
「あと一つは・・・?」

chapter35sss (34)
「さっきも言ったでしょ?キーキーわめかないで。いい?」

chapter35sss (35)
「うん!いいよ!それなら何とかできると思う!」

既に十分うるさいんだけど・・・。
でもこうして話してみると素直だし、そう悪い子でもないかな。


chapter35sss (36)
「リサ怒ってるから。ものすごく」

ジェイクにそっと耳打ちすると、ジェイクは深いため息をついた。

「そうだよな・・・。くそっ!あと少しだったのに・・・」

chapter35sss (37)
「早いとこ誤解を解かないと他の男に持っていかれるわよ」

「ほ、他のおとこっ?!」

リサもジェイクのことを好きなようで、そんな男の影は見あたらなかったけどジェイクを手っ取り早く行動に移させるにはこう言うのが一番いいはず。
嘘も方便、ってやつね。

chapter35sss (38)
「リサは可愛いからね。何人かいるわよ。モデルに男友達、それに最近は同じヘアメイクの男とかね」

「・・・・・・・・」

ふふ。悩んでる、悩んでる。
これくらい発破をかけないと駄目なんて、世話が焼ける男ね。まったく。











ぼんやりとしていた意識がようやく戻ってきた。

マークの「サラから誘ってきた」という言葉に耐え切れなくなった俺は浴びるほど酒を飲んで・・・。

chapter35sss (17)
そして今どこかでひっかけてきたらしい見知らぬ女を抱いている。

chapter35sss (16)
「ふふっ・・・そんなに力を込めなくても私は逃げないわよ」

俺の首に手を回した女が自分の魅力に俺が惹かれたとでも思ったのだろう、満足げな表情を浮かべた。

chapter35sss (18)
男というものは女より遥かに打たれ弱い。
だからこそ、こうして俺は見知らぬ女に温もりを求めている・・・。

chapter35sss (19)
女の肌に舌を這わせると同時に女は甘い声を上げた。

その瞬間俺の頭にカレンの白い肌が浮かんで離れなくなる。
女に裏切られたというのに、俺はまだカレンのことを忘れられずにいる。自分の馬鹿さ加減に笑いさえこみ上げてきた。

chapter35sss (20)
「・・・どうしたの?」

急に動きを止めた俺に女が不審げな視線を向ける。

chapter35sss (21)
「酒を飲みすぎた。悪いが続きはできそうにない」

chapter35sss (22)
俺の言葉に自分が馬鹿にされたと感じたのだろう。女が散らばった服を身に付け、憎々しげな目で俺を睨みつけた。

「その気がないなら誘わないでよ!最低な男ね!」

女の罵り声を聞きながら俺はようやくここがモーテルだと気が付いた。

chapter35sss (23)
安っぽい女に、モーテル。そして最低な男。完璧すぎる調和だ。似合い過ぎて反吐が出る。

本当は、分かっていた。そうではないかと思っていた。
サラが自分からマークを誘ったのではないかと。
薄々そう感じていながら、俺はそれを認めたくはなかったんだ。
だってそうだろう。
惨めすぎるじゃないか。

chapter35sss (24)
「私はマークが好きなの!貴方には悪いと思っているわ。でも自分の気持ちに嘘はつけない」
サラとマークに詰め寄ったあの時。サラははっきりと俺にそう言った。

本当はあの時に既に気が付いていたのかもしれない。サラから行動を起こしたことを。

chapter35sss (25)
ようやく心の整理が付いてきて一歩前に踏み出そうとしていた時だって言うのに。
親友だったはずのマークは何故こんなに俺を苦しめる。

マーク、教えてくれ。お前は一体何を考えているんだ・・・。






chapter35sss (1)
今日の撮影にはシャロンが来る。

それを知って私の心はざわざわと揺れ始めた。
やる気があるわけじゃないのにそれなりに仕事のオファーもきて、気のないフリをしていたくせにあっという間にカイトとくっついている。この周辺のカフェやショッピングモールで何度も二人一緒の姿を見かけたから間違いないはずだ。

chapter35sss (2)
どうして?
そうして彼女だけ。私の欲しいものを全部奪っていくの。

重くなる気分を引きずりながらスタジオに入り、メイクルームに近付いた。

chapter35sss (3)
「今日来るんでしょ?あの子」

chapter35sss (4)
「ああ、エマね。私ほんっとキライ。仕事だって何回盗られたかわかんないくらいよ」

扉の向こうからモデル同士の悪口が聞こえる。こんなこと言われたくらいじゃ私は傷つかない。
だって負け犬の遠吠えだもの。

chapter35sss (5)
「シャロンもそう思うでしょ?」
その声に私は身を硬くした。シャロンがここにいるとは思わなかったから。

chapter35sss (6)
「別に。どうでもいいわ」

「えー?だってあの子雑誌のお偉いさんとすぐ寝て仕事取ってるんだよ?」

「そうよ、モデルじゃなくってコールガールやったほうがいんじゃないの」

侮蔑のこもった声。こんな風に陰で言われていることは知っていた。

chapter35sss (8)
私は自分を売り込むことはある。でも一度たりとも寝たことはない。
モデルを決める決定権をもっている人間に自分をアピールすることは当たり前ではないか。
自社の商品を売り込む営業マンと何が違うというのか。

chapter35sss (7)
「・・・そんなに気に入らないんだったらエマに直接言えば。陰でこそこそ言うのって嫌いなの」

シャロンの強い口調にメイクルームが一気に静まりかえるのが扉の外からでもわかった。

「じゃ先に行くわね」

扉に近付いてくるシャロンと顔を合わせたくなくて、身を隠す場所を探したけどとっさには見つからない。
メイクルームと出てきたシャロンと鉢合わせしてしまう。

chapter35sss (9)
「立ち聞き?趣味が悪いんじゃない」

シャロンのこの余裕。
私のことが本当はキライなくせに悪口をかわすようなマネをして、歯牙にもかけない態度に苛立ちが募る。

こんな風に上から見下ろされるなら、あのモデルのように思い切り悪口を言われたほうがマシだ。

chapter35sss (10)
「・・・・そうやって私のことあざ笑ってるんでしょ。カイトも仕事も全部取ってやったって。自分の方が上だから、あんな風に私のことかばったりできるのよね」

「前から思ってたけど・・・」

「何よ」

chapter35sss (11)
「あなたって常に誰かと自分を比べて、勝っただの負けただの言って疲れない?行動の基準が常に他人だから、いつも何かに怯えて焦ってる。自分を見失ってるわ」

chapter35sss (12)
「私に説教するつもり?!あなたに関係ないでしょう!」

chapter35sss (13)
「そう、関係ないわ。でも・・・同じモデルとして認めてるから言っただけよ」

chapter35sss (14)
悔しいけどシャロンの言う通りだった。私はいつだって自分をシャロンや他のモデル仲間と自分を比べて仕事をしてきた気がする。

そして・・・時々息苦しさに声を上げたくなることがある。
一生懸命仕事をこなして順調にキャリアを積んできているのに。

いつか足元から崩れそうな不安が押し寄せてきて。

chapter35sss (15)
それが「自分を見失っている」ということなのだろうか。

でも私は周囲のモデルに勝つことを目標にして仕事をしてきたのだ。

今更変わることなんか・・・できない。








chapter35sss (39)
「はあ・・・・・。返事なしかよ」

リサに慣れない絵文字を多用してメールを送ったものの、携帯のメール受信BOXは新着なしを示している。マリアとのことを相当怒っているとは思って覚悟はしてたけど、普通そこまで気にするか?!
俺とマリアはただの幼馴染だぞ・・・。

chapter35sss (40)
うまくいきそうになると邪魔が必ず入るよな。呪われてるんだろうか・・・俺。

chapter35sss (41)
「ジェイク、知り合いが来てる。お前のこと呼んでるぞ」

店長のクライヴの声に俺は飛び上がる。

chapter35sss (42)
まさか?!リサが機嫌を直して店に来てくれたとかか?!

chapter35sss (43)
「なんか勝手に喜んでるみたいだけど、男だから。残念でした」

「・・・・。男?お呼びじゃねーんだよ!!・・・つーか誰だ」

「さあ。なんか学生みたいなカンジだったけどな。店の外で待ってるから早く行ってやれ」

学生みたいな男?思い当たるフシが全くない。
まあ、行ってみりゃわかるだろ。



chapter35sss (44)
店の外に出るとクライヴが言っていた「学生みたい」と言った意味が飲み込めた。

chapter35sss (45)
若い。まだ20そこそこだろう。ちょうどマリアと同じくらいの歳だろうな。

でもこいつが何で俺のことを呼びだしたんだ?こんな奴、俺は知らないし会ったこともない。

chapter35sss (46)
とにかく話を聞こうと俺はそいつに近付いて行った・・・・。




                                   chapter37へ続く

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