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chapter34

  • 2014/05/27 21:09
  • Category: Story
こんばんは♪
今日は(やっと)ストーリーの更新です。だいぶ佳境に入ってきているので
話を進めるのがちょっと大変になってきました。
次回までなるべく間が空かないようにしたいのですが、ショートストーリーもやりたいものが
浮かんできてしまってw
でも暫くは本編に集中しますね^^

先日頂いた拍手コメントのお返事は次回にさせて頂きます。

ではでは本編スタートです。ごゆっくりどうぞ~♪



どうしてこんなにタイミングが悪いの。
レイとまともに話せたのも久しぶりだったのに、待ち合わせ相手だったマークが現れてしまった。

chapter34ss (1)
「俺にもその話、聞かせてくれよ」
レイとマークの間には張り詰めた空気が漂い始め、隣のレイが瞬時に身を硬くするのがわかる。

chapter34ss (2)
それはマークに対しての怒り。そしてそれだけ婚約者のことを愛していたということなのだ・・・。
わかってはいても胸が苦しい。

chapter34ss (3)
「お前に話すことは何もない。とっとと俺の前から消えてくれ」

レイは怒りを秘めた声でマークにそう言い放つ。
嫌悪を隠そうとしないレイに対して、マークはいつものように落ち着き払った余裕の態度で応じる。

「それは残念だな。お前の話には興味があったんだが・・・。それと、レイ」

chapter34ss (4)
「何だ」

「俺はカレンに呼び出されてここに来てる。消えるのはお前の方だ」

chapter34ss (5)
「・・・・・・」
レイがマークから私に視線を移す。

そう。私がここにマークを呼び出した。でもそれは・・・・。
レイが考えているような関係じゃない。

やっぱり好きなのはレイだという自分の気持ちをもう隠せなくなったから。
マークとの中途半端な関係は今日で清算するつもりだった。

chapter34ss (7)
「そういう・・・ことなのか」

小さな声でレイが呟く。
そういうこと。レイが言っているのは私とマークは切れていなかったということなのだろう。
そうだとも、違うとも言えず沈黙しているとそれを肯定と取ったらしいレイは、悲しげな瞳で私を見た。

chapter34ss (6)
やめて。お願いだからそんな目で私を見ないで・・・。

chapter34ss (8)
「お前がカレンに何を言ったのかは知らないが、邪魔するのだけは辞めてくれよ。それともサラのことを根に持っての意向返しのつもりか?」

「何だと・・・?」
挑発的な言葉にレイがぴくりと身を震わせる。

chapter34ss (9)
「サラを俺に奪われて悔しかったんだろ?だから俺からカレンを取って復讐を・・・」

「黙れっ!!!」

chapter34ss (11)
レイの怒りが爆発した瞬間だった。
強い力でマークを殴りつける。

「・・・・っ!!」
マークが声にならない呻きを上げた。

chapter34ss (12)
「レイ!やめてよ!」

私の制止も耳に入らない。レイの怒りは沸点を越えてしまったのだろう。

chapter34ss (13)
「やってくれるじゃないか。俺が憎いか?俺は逆に感謝して欲しいとこだぜ、サラみたいなくだらない女と結婚せずに済んだんだからな。教えてやるよ。サラはな、自分から俺の所に来たんだ。レイは仕事に夢中で寂しいから抱いてくれって」

chapter34ss (14)
突然のマークの言葉に私も頭が真っ白になる。

どういうこと・・・?

マークがサラのことを好きで奪ったわけじゃないの??
サラから誘ったなんてそんな・・・。

「マーク!お前っ!!」
レイがマークに馬乗りになって拳を振り上げる。

chapter34ss (15)
「やめてって言ってるでしょっ!!」

私の声などもう二人の耳には届いていない。もみあったまま、二人は殴り合いをやめはしなかった。

「オーナー!!!ケンカですっ!」
カフェの店員の悲鳴にも似た声が聞こえ、店の奥から一人の男性がこちらへ向かって走ってくるのが見えた。

chapter34ss (16)
「何してるんだ。いい加減にしろ!」

chapter34ss (17)
レイの長身にも負けないほど背が高いその男は、攻撃的な目をしたレイを背後から羽交い絞めにした。

レイとマークの間に僅かな間隙が生まれ、私はその間に入り込んで二人を制止する。

chapter34ss (18)
それでも二人の目は互いを睨みつけあっていて、その視線に秘められた憎しみの強さに胸が痛む。

二人は親友だったはずなのに。
どうしてこんなことになってしまうの。

chapter34ss (19)
「いい大人がこんな所で乱闘か。殴り合いたかったら人のいない所でやれ」

二人の間に入ってくれた男性が苦々しい顔で言う。
女性店員からオーナー、と呼ばれていたところを見るとこの店の経営者なのだろう。

chapter34ss (20)
「・・・・・・」

マークもレイも黙ったままで返事をしない。

「ご迷惑をおかけしてしまって、すみませんでした」

男性に私が謝罪すると、レイは黙ったまま背を向けて店からゆっくりと離れていく。

chapter34ss (21)
レイ・・・・・。

こんな喧嘩はして欲しくはなかったけど、マークのあの酷い挑発を受けたら誰だって攻撃的になってしまうだろう。
婚約者を愛していればいるほど、その怒りは強かったはずだ。

chapter34ss (22)
遠ざかっていくレイの背中を複雑な想いで見つめていると、マークもまたレイの背中を見つめていることに気が付く。

その目に先ほどまでの憎しみはない。
切なげでどこか弱々しい視線。

chapter34ss (25)
・・・・・・・・・まさか。

マークの視線に私は一つの答えに行き当たる。

chapter34ss (23)
マークが本当に欲しかったものは。レイの婚約者でも私でもなく、レイだとしたら。

chapter34ss (24)
マーク。・・・・あなたの欲しかったものは、一体何なの・・・・?


















chapter34ss (26)

chapter34ss (27)

chapter34ss (28)
シャロンの笑顔を見るのが好きだ。

chapter34ss (29)
モデルとしての職業的な笑顔ではない、ありのままの笑顔を見る度にどんどん惹かれていく自分に気が付く。

こんな可愛い所があったのかと、一緒に時間を過ごせば過ごすほどシャロンの本当の姿が見えてくる気がする。



「俺、ギャルソンを辞めることにした」

chapter34ss (30)
「え?あの店を辞める・・・ってこと?」

デート中の突然の告白にシャロンは驚いた表情を向けた。
ジェイクとオーナーであるディーノさん、店長のクライヴには今月いっぱいで仕事をやめることは伝えてある。
chapter34ss (31)
「ああ。親父の店を継ぐことにしたんだ」

あれだけ嫌がっていたはずの跡取りを何故する気になったかといえば、一番の理由は親父の入院だった。

何かの病気があったわけじゃない。ただの過労だと診断されただけだったが、子供というのはいつまでも親が元気だと思いこんでしまう。

chapter34ss (32)
親父の緊急入院の知らせを受けて、俺は今までにないくらい動揺した。

このまま親父が死んでしまったら、なんて縁起でもないことを考えて。

親父が命に別状がないことを知ったとき、俺は親父の仕事を継ぐことを決めた。
やりたいことを探す、なんて子供じみた我侭を言える子供時代は終わったのだと。

chapter34ss (33)
「カイトのお父さんてお店やってたの?」

「吹けば飛ぶような小さな店だよ。大した規模じゃないし、俺にもできるかと思って」

親父の会社はそれなりの規模の会社だったが、シャロンにはまだそれを言う時期じゃないと俺は言葉を濁した。シャロンのことは好きだ。大切にしたいからこそ、余計なものが付いた俺を見て欲しくない。

chapter34ss (35)
以前のシャロンとはもう違う。それは分かっている。
でもまだ会社のことは言いたくなかった。

chapter34ss (36)
「そう。新しい環境になると大変になるだろうけど・・・応援してる」

chapter34ss (37)
「・・・この歳でやり直しかと思うと気が滅入る」

シャロンの優しい言葉に照れくさくなって俺はそんな言葉を発してしまう。

「年寄りくさいこと言わないで。自分が変わりたいと思ったらいつだって人は変われるものなんだから」

chapter34ss (38)
シャロンが今までの女と決定的に違う所がある。
それは俺を甘やかしたりしないところだ。叱咤激励しながらうまく俺のテンションをあげてくれる。

chapter34ss (39)
このままいったらシャロンの尻に敷かれてしまうだろうなと思いながら
それも悪くないと一人心の中で呟いた。









chapter34ss (40)
「よお、シャロンじゃねーか。随分と楽しそうだな」

カイトとのデート中にそう声をかけてきた男には見覚えがあった。

chapter34ss (41)
以前付き合っていた有名な政治家の一人息子。見た目も悪くなく金もうなるほどもっていたけれど
独占欲が強く下品で、すぐに別れた男だ。

短期間の間しか付き合っていなかったけどそれでも、この男が私に費やした金額はデート代もいれたらこの都会で新築マンションが買えてしまうくらいの金額だったはずだ。

chapter34ss (42)
それが理由で執着するのか、それとも私自身に未練があるのかはわからないが別れた後もとにかくしつこく連絡してきたりするような女々しいところがあった。

「・・・私が誰と何をしようと、もうあなたには関係ないでしょ」

「そうつれないこと言うなよ。俺がお前にいくら使ったと思ってるんだ?」

chapter34ss (43)
カイトには聞かれたくない言葉を男はわざと大きな声で言い立てる。

最低な男。それと同時に短期間でもこんな男と付き合っていた過去の自分に嫌悪感が沸く。

chapter34ss (44)
「おい、お前」

男がカイトに声をかける。下卑た笑みを浮かべながら言葉を続けた。

「この女は綺麗な顔してとんでもない女だぞ。金を引っ張れるだけ引っ張って、飽きたらポイだ。プレゼントをねだるときの手腕なんか今思い出してもすごかったよなあ・・・」

chapter34ss (45)
「失せろ。殴られたくなかったらな」

男の言葉に、いつも感情を表に出さないカイトが怒りを隠さずに冷たく言い返した。
カイトの剣幕に一瞬怯んだ男だったけど、すぐに薄笑いを浮かべる。

「かっこつけやがって・・・そんな脅しが効くと思ってんのか」

chapter34ss (46)
「脅しかどうか、試してみるか?」

これ以上男が言葉を続けたらただではおかないという雰囲気がカイトから立ち上っている。
男は大きな口は叩くものの、単なる粋がったお坊ちゃまだ。

chapter34ss (47)
カイトが本気だと見るや否や、薄ら笑いを引っ込めて「くそっ」と悪態をつきながら消えて行った。

chapter34ss (48)
「・・・・・ごめん」

カイトに何と声をかけていいのかわからず、私はただ小さく呟いた。
私が男に貢がせていたことはカイトも知っていることだけど、こうして過去の男から具体的に聞かされることは嫌なことには違いないから。

chapter34ss (49)
「お前が謝ることじゃないだろ。過去のことを気にしても仕方ない」

「そうだけど・・・でも」

「変わりたいと思ったらいつだって人は変われるもの、なんだろ?もうお前は今までとは違うって俺は信じてるから」

私がさっきカイトに向けて言った言葉をそのままカイトが返してくる。温かい言葉と一緒に。

chapter34ss (50)
「俺は信じてるから」

その言葉はどんな言葉よりも私の心に沁みていく。


chapter34ss (51)
「・・・カイト」

「ん?」

「側に・・・いってもいい?」

カイトの側で、肌が触れる距離でその温もりを確かめたかった。

chapter34ss (52)
私の小さなワガママにカイトは困ったような笑顔を浮かべて、それでも私の体を抱き寄せる。

chapter34ss (53)
温かいカイトの胸の温もり。
こうして側にいるだけで、幼い頃から心にぽっかりと空いた穴が塞がれていくような気がした。

chapter34ss (54)
「俺もシャロンに言いたいことがある」

私の耳元で聞こえるカイトの囁きに、顔を上げる。

「過去のことはもう何も言わない。でも約束してくれ。これからは俺だけを見るって」

chapter34ss (55)
「・・・・・約束、する」






同時刻、ブリッジポート駅。

chapter34ss (56)
「ふあーーー!やっと着いた!ここがブリッジポートかあ。さすが都会ってカンジ」

chapter34ss (57)
「ジェイク、未来のお嫁さんが今行くからね!待ってなさいよーーー!!」





                                chapter35へ続く
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可愛い系男子!と拍手コメお返事

  • 2014/05/23 18:24
  • Category: 雑記
こんにちは!
最近シムをするまとまった時間がとれなかったり、ポーズを作っていたりしてストーリーの更新が遅れております^^;
文章は書き終えたので、来週の火曜日・遅くても水曜にはUPの予定でいます。
今しばらくお待ち下さい・・・><

時間がなくてもキャラメイクだけはしてしまう私(笑)

ブロ友さんのすごく可愛い男の子シムに触発されて、可愛い系男子を作ってみました。
でもなんか違うんだ。。。私が作ると「男」度が抜けきれていない気がします。・゚・(*ノД`*)・゚・。

20140523sss (4)
こちらがその可愛い系男子。
うーん・・・やっぱり可愛い系は作るの好きですが上手く作れません・・・。

20140523sss (3)
同じ髪型のショートバージョンをタンブラーで発見したので、使ってみました。
こちらは女子です。男の子の双子の姉設定。
微ブスなところがチャームポイント♪

20140523sss (5)

20140523sss (2)
可愛いポーズを使ったら誤魔化せるかと思ってやってみました(笑)
きっとそのうち、この可愛い系男子はBLのSSで登場するはずww可愛い系要員が少ないもので・・・。
可愛い系男子とのカップルなら、相手は男くさい感じが合いそうな気がします。(個人的な好みですw)

20140523sss (1)
仲良し双子ちゃん。

最後まで見てくださってありがとうございました~^^

追記に頂いた拍手コメのお返事があります。

ではではまた!

ニュータイプシム!と拍手コメお返事

  • 2014/05/15 16:03
  • Category: 雑記
こんにちは♪沢山の配布シムDLありがとうございます^^
色々手を出しては中途半端に終わっていますが、やっぱりシム作りが一番楽しくて飽きません!
今日はキャラSSと拍手コメントのお返事になります^^(追記にあります)

一昨日からブログトップSSをまたチェンジしました。自分が飽き性なもんで
週に一度は変えたくなります。
メタルギア風のかっこいいマスクCCを頂いたので、SSとフォントをそれっぽくしてみました。

20140515bss (6)

体にぴっちり密着するこのボディースーツもテクスチャがリアルで鼻血出ますクオリティが高すぎる。

20140515bss (5)
メタルギアはたしかPS2の雷電が出てくるやつまではやった気が。
雷電かっこいいですよね。

配布シムのときも書いたのですが、こういう正統派?な感じが好きで
最近本当に似た顔ばかりになってしまって・・・^^;
kijikoさんの新しい短髪がリリースされたので、髪型の雰囲気に合わせて作り方を変えるように意識してみました。

こちらがそのニュータイプ君。
20140515bss (2)
ワイルド系の男の人は本当に難しいです><もっと目をシャープにしたいんだけど
なかなかバランスがとれませんw

隣にいるのはニュータイプ君に合わせて作ったワイルド系女子。確実に肉食系です(*´∀`)アハハン♪
二人ともスキントーンはEskin Fresh
つるつるしすぎていない肌の質感が素敵です。今まで自キャラに合う子がいなくてあまり使えてなかったw
今回やっと使えました。

20140515bss (3)
アップで見ると意外に目がぱっちりなニュータイプ君です(笑)
以前は漫画っぽいというかアニメっぽい感じでキャラを作ってたんですけど
最近はリアルな感じの大人系が好き。

20140515bss (4)
リアル系は顎をしっかり作らないとすぐにバランス崩壊しますね^^;
外人モデルの骨格を見ながら作ってます。

20140515bss (1)
一部タンブラーの投稿と重複しているSSがあります。すいません。・゚・(*ノД`*)・゚・。

シム作りはひと段落ついたので、ストーリーだけじゃなくてポーズもそのうち作りたいな^^
ここまで見てくださってありがとうございました。
ではではまた~!

配布シム エリオット

20140513simss (5)
こんにちは!今日は久しぶりにシムの配布になります。

頂いている拍手コメントのお返事が遅れてしまっていてごめんなさい><
明日か明後日には拍手コメのお返事記事をUPします。(すぱいすさん少々お待ち下さいね)

☆配布シムに関するお願い☆
・DLしたシムをそのまま使用する
・DLしたシムをベースにシムを改造する
どちらもOKですが、ブログ等に載せる場合はお手数ですが当ブログの名前とリンクを
必ず記載してください。

面倒をおかけして申し訳ないのですが、「それでもいいよ!」という方のみ
DLくださいませ。


20140513simss (1)
配布シムだとレヴィンがダントツ人気みたいなので、正統派がいいのかな~と思い
今回はそんなイメージで作りました。

基本男の子はEphemeraさんのスキンしか使わない+自分好みの顔のシムしか作らないので
どれも大差なかったりします。使うCCでイメージを変えて楽しんでいただけたらいいな。

20140513simss (4)
CCは全て抜いた状態でsimファイルになってます。

SSのエリオット使用CC
Skintone:E-skin nATURAL 一番バーの色が薄いトーンを使ってます。
Hair:kijiko hair005
Eyebrow:Autumn eyebrow typeB
Eyeliner:eyeliner:New year Collection
Blash:tifa eyebag V3 涙袋です
Eye(contacts):Brntwaffles + S-club Eyes Blend

アクセサリー扱いの3Dアイラッシュ(デザインセットⅡ)を使用してます。
アイシャドウ・リップは使用しておりません。

20140513simss (3)
注意

カスタムスライダーを多用しております。
こちらの記事にある配布シムの基本スライダーを導入の上、インストールをお願いします。

20140513simss (2)
CCなしのお顔。(私はデフォルト置き換えスキン&アイを使用している為、見え方が異なります。

ではではまた!!

chapter33

  • 2014/05/09 17:38
  • Category: Story
こんにちは!
予告通り今日はストーリーの更新です♪
のちほど(時間があれば)配布シムのUPもしたいな。(シムは完成しているので今日間に合わなくても
来週にはUPします)
そしてなんと・・・前回のchapter32更新日が2月8日でしたww3ヶ月もストーリー更新してなかったんだ~;;
楽しみにしてくださる方がいたら本当にごめんなさい!

以前のように週イチ更新というのは難しいかと思うのですが、2週間に1回は更新していきたいです。

今回またゲスト出演してくださったお友達シムさんがいます!

ルーカス:minkさんの作ってくれたシム
とっても可愛くて撮影中もすごく新鮮&楽しかった♪minkさんどうもありがとう^^

ではでは本編スタートです!





それは突然すぎる言葉だった。

chapter330509ss (1)
「シャロンと付き合うことにした」
俺とカイト、レイの3人が久々に顔を揃えテレビを見ている最中にカイトがそう告げた。
あまりにもさらりとした言い方に俺は思わず「ふーん」と聞き流してしまいそうになったほどだ。

chap33ss.jpg
「は・・・?」

chapter330509ss (2)
「やっぱりそういうことだったのか。カイトもなかなかやるな」
レイは全く驚かずニヤニヤしている所を見ると、何か二人の間に兆候らしきものがあったのか?
・・・・俺は全然気が付かなかった。

chapter330509ss (3)
「ちょっ!ちょっと待てよ!!いきなり付き合うってどーゆーことなんだ?!説明しろよ!第一お前、シャロンと喧嘩ばっかしてたじゃねーか!」

chapter330509ss (4)
「ジェイク、落ち着け。無関心が基本のカイトがあれだけ強い反発を持ってた時点でお察しだろうよ」

レイの上から目線の言い方も気にいらねえ。一体何なんだ?
俺はあと一歩のところで足踏みしてるっていうのに、早々と先を越しやがって!

chapter330509ss (5)
「好きになったから付き合った。それだけだ」

カイトは照れることもなく淡々と言う。
普段は何も関心がないように見えて、こうと決めた時のカイトの行動力はすごい。それは小さい頃から何度も見てきたからよく知っていた。でもまさかそれが恋愛にも適用されるとは思わなかった。

chapter330509ss (6)
「・・・まあ・・・お前とシャロンがいいならいいや。おめでとさん」

先を越されたことは少々不服だったけど、よく考えてみればカイトがこれだけはっきりと女に対して「好き」だと宣言したのは初めてのことだ。カイトにそう思えるような相手が出来たことが俺は嬉しかった。

・・・・相手がシャロンっていうのにはちょっとばかし驚いたけどよ。
男と女の世界は何が起こるかわからねーな。

chapter330509ss (7)
「で、ジェイクはどうなってるんだ?フラれたのか?」
レイがこちらに話の矛先を向けてくる。

「フラれてねーよ!両思い目前に決まってんだろ。あと一押しすりゃリサと俺は・・・」

chapter330509ss (8)
「今度こそ失敗するなよ。お前はいつも詰めが甘いんだから」

chapter330509ss (9)
「うるせー!お前は自分の幸せに浸ってろ!!」

chapter330509ss (10)










chapter330509ss (16)
いい加減リサにはっきり気持ちを伝えないと駄目だ。
リサの様子からも俺のことをそう嫌っているわけじゃなさそうだっていうのはわかる。
それにやっぱり最後ちゃんと決めるのは男の役割だろう。

chapter330509ss (17)
・・・・・別にカイトとシャロンが付き合ってることに即発された訳じゃねーからな。

chapter330509ss (18)
自分の心の中でそう言い訳をしていると仕事を終えたらしいリサが家に向かってくるのが見えた。

ここで告白しても構わねーんだけど・・・その・・・女ってやつは雰囲気とか重視するし
改めて仕切りなおしってことで俺はリサをデートに誘おうとここでリサの帰りを待っていた。

chapter330509ss (19)
「リサ」

俺が声をかけるとリサが振り向いた。
リサはヘアメイクをしているだけあって髪のアレンジがいつも上手い。

chapter330509ss (20)
今日もさらさらの金髪にアレンジを施している。
チクチョー!!なんだってこんなに可愛いんだよっ!卑怯だろ・・・。

「ジェイク、どうしたの?」
「お前さ、休みいつ?」

俺とリサの休みは不定期だ。その休みが合う日を探ろうと俺は尋ねた。

chapter330509ss (21)
「うーん・・・確か次の休みは明後日だった気がする」
「それマジか?!確かなのか?!」

俺と休みが一緒だ!同じ休みの日なんてしばらく先になってしまうんだろうと思っていた俺は
嬉しさのあまりつい大声をあげてしまう。

chapter330509ss (22)
これは神様が俺に告白しろと後押ししてくれているに違いない。きっとそうだ。

「だと思うんだけど・・・それがどうかしたの?」
「暇だったら俺と家で映画でも観ねえ?・・・あ、レイとカイトは仕事でいないんだけどさ・・・」

クリスマスのときみたいに「じゃあみんなで観よう♪」とか言い出されないうちに俺は先回りをする。

chapter330509ss (23)
「二人で・・・ってこと?」

chapter330509ss (24)
「べ、別に嫌ならいいんだけどよー・・・メシ食いにでもいくか?」

リサの口調に少し緊張が含まれているのを感じて、俺は慌てて別プランを出してしまう。
何やってんだ!!俺!!これしきのことで凹んでたら告白なんか夢のまた夢だぞ!!

chapter330509ss (25)
「ううん、いいよ。映画観よ。最近忙しかったから家でのんびりしたかったんだ」

にっこり笑顔でそう言ってくれるリサが女神に見えた。

「よ、よし。じゃなんか面白い映画探しとく」
「あれ?何か見たい映画があって誘ったんじゃないの?」

chapter330509ss (26)
「え?ああ・・・そ、それはそうだけど・・・」

やばい!!俺がただ単にリサを誘いたくて声をかけたのがバレバレじゃねーーかよっ!
もうこうなったら開き直るしかない!どうせ告白するんだ、リサにもそれなりの覚悟を持ってきてもらわねーとな・・・。

chapter330509ss (27)
「リサと休みを一緒に過ごしたいから誘ったに決まってんだろ。少しは察しろよな」

chapter330509ss (28)
「え・・・?それって・・・」

ようやく俺の気持ちに気が付いたのか、急に顔を赤くして俯くリサに俺まで赤面してしまいそうで
わざとぶっきら棒に言葉を続ける。

chapter330509ss (29)
「明後日13時に来いよ。お前の好きなフルーツタルト用意しておいてやるから」

「うん・・・。わかった」

chapter330509ss (30)
「じゃ明後日な。おやすみ」

「おやすみ、ジェイク」




chapter330509ss (31)
俺が告白したらリサは受け入れてくれるんだろうか。もし駄目だったら・・・。

chapter330509ss (32)
柄にもなくネガティブな考えが浮かんで俺はその思いを振り切るように目を瞑った。














chapter330509ss (11)
「ふう・・・・」

chapter330509ss (12)
片付けも一通り終わって私はベッドに腰を下ろす。
今まで男に貢がせた宝飾品やブランドバッグ、靴や服を全部処分したせいで、だいぶ部屋がすっきりした。

手に入れる為にそれなりの知略をめぐらせてきたものばかりだったけれど、カイトというちゃんとした恋人が始めて出来た今、それらを身に付けることも自分の側に置いておくことも急に嫌になってしまったのだ。

chapter330509ss (13)
カイトとはあれから2回ほど食事をしたり、映画を観にいったりしている。

今までの私だったら「中学生レベル」と一刀両断したであろう平凡なデートも、カイトと一緒ならどんなところでも楽しい。

chapter330509ss (14)
自分の気持ちのめまぐるしい変化に疲れてしまうこともあったけど、それは嫌な疲れ方じゃない。
心が温かくなって、優しい気持ちになれる。
こんな気持ちになったことは初めてで・・・・。





chapter330509ss (15)

早くカイトに会いたい。













chapter330509ss (33)




chapter330509ss (35)
「先生!今回も素敵なお話ですね~!僕思い切り入り込んじゃいました!!」

ルーカスが俺の仕上げたばかりの原稿と挿絵を見て、満面の笑みを浮かべた。


chapter330509ss (34)
ルーカスは俺がメインで作品を出版している会社の編集者だ。俺の担当になってからというもの
作品を好きになってくれただけではなく、俺自身にも憧れてくれているようで髪型を同じようなものに変えた時は思わず笑ってしまった。

chapter330509ss (36)
「おいおい。修正したほうがいい所があったら言うのがお前の仕事だろ」

作品を褒めてくれるのは嬉しい。が、編集者としてのアドバイスを忘れてしまうところが多々あった。

「あ!そうでしたね!うーん・・・特にないんですけど・・・しいて言うなら、主人公にもうちょっと迷いがあったらリアルかなって。読者も完璧なものより少し欠けている部分があったほうが親近感が沸くと思うんですよ」

chapter330509ss (37)
「なるほどな・・・。小説ならともかく絵本だから変なリアル感はいらないかと思ったんだが」

「でも先生の主な読者層は大人なんですよ。やっぱり少し現実味を出してもいいんじゃないかと」

「分かった。少し見直してみる。あと1週間時間をくれ」

chapter330509ss (38)
「3日にしてください。」

先ほどと変わらぬ笑顔でにっこりとルーカスが微笑んだ。どんなに俺に心酔していても、ルーカスは締め切りにうるさい。絶対に折れないことを身を持って知っている俺は苦く笑った。

「3日か。相変わらず厳しいな。了解」

「先生、話は変わるんですが恋人はいるんですか?」

chapter330509ss (39)
ルーカスのいきなりの質問に俺はコーヒーを吹き出しそうになってしまうのを必死に抑える。
突然何の質問なんだ・・・。

「お前な・・・。いきなりそういうことを聞くな。仕事に関係ないだろ」

chapter330509ss (41)
「えー。いいじゃないですか!先生の恋人ってどんな人なんだろうって考え出したら止まらないんですよ!きっと素敵な人なんだろうな」

「生憎そんな恋人はいない。お前の方はどうなんだ」

こういう時は相手にそのまま質問を返すに限る。

chapter330509ss (42)
「僕はこういう性格ですから、いいなと思ったら即行動派ですよ」

ルーカスははきはきとした性格だが、恋愛でもそうなのか。少し意外な気がした。

「お前、見かけと違って強いんだな」

chapter330509ss (43)
「見かけと違って・・・は余計ですね、先生。でもほら、よく言うじゃないですか。行動した後悔よりも行動をしなかった後悔のほうが大きいって」

chapter330509ss (44)
にっこり笑うルーカスは俺よりも遥かに男らしいんじゃないかと思ってしまう。
俺はいつだって・・・決断から背を向けてばかりだ。


chapter330509ss (45)
「ああ!まずい!!もうこんな時間だっ!編集長にどやされるーー!すいません、先生。僕これで失礼しますね!」

chapter330509ss (46)
慌しく席を立ち、走るルーカスの姿は先ほどの男らしい発言をした同一人物とは思えないくらい微笑ましくて、思わず頬を緩めた。

chapter330509ss (47)
一人席に残された俺は先ほどのルーカスの言葉を思い出す。


「行動した後悔よりも行動をしなかった後悔のほうが大きい」

chapter330509ss (48)
そんなことは俺だってわかっている。ただそれを実際の行動に移せる勇気が俺には・・・ない。
サラの時のような想いはもう二度としたくない。

でも・・・それでも・・・・。

chapter330509ss (49)
その時カフェに入ってきた一人の客の姿に俺は釘付けになった。

カレン。

chapter330509ss (50)
体を重ねたあの夜から俺達は互いを避けていてほとんど会話をすることもなくなっていた。

このままじゃいけないと思いながら、どうすべきかがわからないまま時間だけが過ぎて。

chapter330509ss (51)
カレンは俺に気が付くこともなく目を伏せて座っている。その姿に俺は目が離せなくなっている自分に気が付く。

chapter330509ss (52)
好きな女に何一つ想いを伝えないまま終わるのか?
傷つくことばかり怖がって、それでも俺は男か?

行動した後悔になっても構わない。俺はカレンに言わなきゃいけないことがある。

chapter330509ss (53)
「カレン」

席を立ってカレンに声をかけると、驚いた表情で立ち上がった。

chapter330509ss (54)
「・・・・・偶然ね。こんな所で会うなんて」

そう言葉にするのがやっと、というくらいに気まずそうな表情を浮かべるカレン。

chapter330509ss (55)
「話したいことがあるんだ」

「私・・・今、人と待ち合わせしているのよ」

「時間はとらせない。すぐ済む。今少しだけ時間をくれないか」

chapter330509ss (56)
ようやく長い迷いから決断した今を逃したくなかった。
今すぐにカレンに想いを伝えなかったら、またどこかで自分の気持ちが変化することが怖かった。


「俺にもその話、聞かせてくれよ。レイ」

chapter330509ss (57)
最悪のタイミングで現れたその男は、実に楽しそうな声を俺に投げかけてくる。

俺もよく知っているその声の主は・・・・。

chapter330509ss (59)

マーク・・・・。





                                chapter34へ続く

新しいCCをお試し!SSと拍手コメお返事♪

  • 2014/05/07 20:22
  • Category: 雑記
こんばんは!
ストーリーを更新しないと本気でやばい!と思いつつも、毎日素敵なCCがどんどん出てくるので
ついついSSを撮ってしまいますw
今週の金曜にはストーリーか配布シムあたりをUPしたいところ・・・。(できれば両方!と
言いたいところですが、確実にそれは無理そうですw)

20140507blogss (2)
かっこよすぎるこちらの服CCはPCゲーム「ウィッチャー2」のトリスコスですね~♪
ウィッチャー2実は持っていてプレイしたことがあるのですが、大人のファンタジーという感じで
なかなか面白かったです。ただし翻訳が糞すぎて途中でやる気をなくしましたけども(笑)
トリスは主人公ゲラルトの恋人で燃えるような赤毛を持った美女。主人公のゲラルトもめっちゃ
渋くてかっこいいのです。(メタルギアのスネークのようなかっこよさ!)

20140507blogss (3)
トリスが赤毛なのでシムも同じ赤毛で作ってみました。
作っている最中に「リブ・タイラー」に似てきたような気がするので
コンタクトとかそれっぽくして顔も面長にw

20140507blogss (4)
skintoneはstrawberryskinです。
チークを入れなくても自然なシェーディングが入っているので、メリハリのついたお顔に。
若干鼻が太めになりますが、それがリアルな感じを出してくれます。
この手のナチュラル系スキンの中では(個人的に)群を抜いて使いやすいスキン。

20140507blogss (5)
こちらはKEWAIーDOUさんの新しい髪型です。
ツヤがすっごく綺麗でうっとり。
いつもよりも若干可愛らしさが出るように作った・・・つもりですが
大して代わり映えしないっていうね・・・(泣)

mochiさんのヌードリップが美しすぎる。
男性のリップって使いたくても、女性のようにグロッシーでもおかしいし色味も悩みます。
でもこちらのリップはちょうどいいツヤ感とヌーディーな色味が出るので
とっても重宝してます!!

20140507blogss (1)
相変わらず目張りをきつくしてしまうのが悩み(笑)

素敵なBLposeを頂いたので、ちかいうちにまた読みきりでBLのお話も書いてみたいですね♪
その時のキャラに使おうかと思ってます^^

いつもながら自己満足な記事ですが、最後までみてくださってありがとうございます!
頂いた拍手ポチに励まされながらストーリー更新作業を頑張りたいと思いますw

ではではまた~!!

おひさしぶりです!とSS&拍手コメお返事

  • 2014/05/01 19:13
  • Category: 雑記
こんにちは!おひさしぶりです~♪無事戻ってまいりました^^

NYに住んでいる友人の所へ二週間ほどお邪魔してたのですが、すっごく楽しかったです!
パック旅行とは違って、現地のリアルな生活に触れることができたことが一番の思い出ですね~♪

マンハッタンのマンホールから立ち上る蒸気に「これドラマで見たよ!!」と興奮し
大好きなドラマsexandthecityに出てくるマグノリアベーカリーでカップケーキを買ったりと
ミーハーに楽しんできました(笑)
カップケーキは予想通りの激甘w 日本人の口には合いませんねw

戻ってきたのは27日だったのですが、時差ボケ?が残っているのか日中急激に眠くなったりしていたので
昨日ようやくシムを起動することができました。
だいぶ長いことやっていなかったので、使いたい素敵CCが沢山~~~~!!

2014501ss (6)
kijikoさんのこの髪型には一目見た瞬間からハートを持っていかれました(笑)
好みにドストライクすぎるっ!!sexyでワイルドな雰囲気!kijikoさんの髪型はいつも
毛先の動きが本当にリアルかつ繊細で美しいです。

2014501ss (1)
タンブラーに載せたものと同じですいません^^;
ゴムのアクセwを付けたら、つけまが外れてしまったw

2014501ss (7)
いつも似たような顔を量産してしまうのですが、この素敵ヘアのお蔭で久々に納得のいく
シムが作れました^^

次に始めるストーリーに登場させようかな。

2014501ss (3)
女の子も作りました。Alessoさんの髪型が美しくて、こちらも一目惚れ。

2014501ss (4)
髪型が大人っぽいので、太眉&ぷっくり唇で健康的なセクシー娘にしてみました。

2014501ss (2)
久々にシムったので、まだ続きますよ~www
kijikoさんの所から頂いたゴーグルアクセを使いたくて、やんちゃっぽい男の子を作製。
ちょっと子供っぽくなりすぎちゃったかな^^;

2014501ss (5)
the77simsさんのフードつきパーカーが可愛い。

思い切り好きなようにSSを貼り付けてみましたw
ストーリーの再開は来週(GW明け)になりそうです。いつもの如くGW入るとPCをいじれない為
ブロ友さんの所にお邪魔するのもその頃にさせて頂きますね^^

追記に頂いた拍手コメントのお返事があります。

そしてここからはおまけコーナーw

いつも元気なコメントでやる気をくれるあいさんから「ディーノのSSが見たい」という
有難いリクエストがあったので、撮ってみました。
ディーノはもう2年以上前に作ったキャラなので少々手直ししてますw
本当はもっといじりたいけど、別キャラになりそうなのでこの辺りが限界かなあ・・・

2014501ss (9)

2014501ss (8)

あいさんにこのディーノを捧げます(笑)
いつも本当にありがとう^^


ではではまた~♪

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Loveflower888

Author:Loveflower888
modで色々キャラメイクできるPCゲーが好き。特に綺麗な男子を作るのが趣味。シムズ3がメインですがskyrimの記事も載せています。
今後はまったり更新。気ままにUPしていきます。

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