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よいお年を♪

  • 2012/12/30 18:10
  • Category: 雑記
今年も残すところあと2日ですね~!年々早く年がすぎていく(笑)
8月にFC2ブログに引越ししてきてから、沢山の方々と交流ができてとても嬉しかったです♪
FC2のコミュニティもどんどんメンバーさんが増えていって11月には念願だった
コミュニティイベントも開催できました。私の今年のシムズライフ、めちゃくちゃ充実してたな~。
このブログに遊びにきてくださる方、コメントくださる方、拍手くださる方
もうほんと皆様のおかげですwありがとうございました☆

今回は感謝を込めてこいつら3人のSSを貼っておきますw
yearend (4)
あれ・・・wwみんなめちゃくちゃ不機嫌顔w

エリク「なんでいつも俺たちなんだよ!他にもストーリーのキャラがいるだろっ」
管理人「いや・・・あんたらなら少々顔が崩れても平気だし・・・」

ジン「差別かよ~!マジやる気なくしたっ」
聖司「・・・少しはまともなSSにしろ」

ってことで、今回はおふざけSSではなくちょっとまじめなSSで行きたいと思います。
いつも使わない身長UP&足の長さUPのスライダーも使ってみました!

yearend (6)
イケメンぶるエリク。

yearend (1)
ブーツだけかっこいいジン。

yearend (2)
パンツと靴の隙間が寒い聖司。

yearend (3)
こんな3人ですが来年もよろしくお願いします♪
忙しい時期だと思いますので、今回コメント欄は〆させていただいてます。
yearend (5)
良いお年をお迎えください!

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chapter15 葛藤

chapter15ss (1)あの日からずっとジークのことが頭から離れない。
皆で食事をしていても話をしていても心がいつもジークの方を向いているのがわかる。
彼のことは初恋の人で、ずっと想い続けていた。
でもそれはあくまで憧れだった。

今はきっと違う。
彼ともっと話していたい。彼のことをもっと知りたい。そばにいたい。
急速に変化していく心に頭が追いつけなくて息切れしてしまう。
chapter15ss (2)こんなにも苦しいのは彼の気持ちが見えないからだ。
キスをしたあと、彼は黙ってその場から去ってしまったから。
あの日以来お互いの仕事が忙しくてあまり顔を合わせる機会もなく、ただ日が過ぎていく。
私のことどう思っているの?
聞いてみたい。でも聞くのが怖い。

chapter15ss (3)(もう・・・寝なくちゃ)
ぼんやり考えごとをしているとそれだけであっという間に時間は過ぎていく。
私はゆっくりと自分の部屋へと歩きだした。



リビングにある階段を上がって2階へ行こうとしたとき、練習から帰ってきたらしいジークと鉢合わせしてしまう。
ずっと考えていた相手のいきなりの登場に私は胸が痛いほど高鳴るのを感じた。
chapter15ss (4)「お・・・おかえりなさい」
ようやく出た言葉は少し震えていた。
「ただいま」
彼の低い声が耳朶を快く刺激し、彼の顔を見ていられなくて視線を下げる。
聞きたいことが沢山あったはずなのに。
それを言葉にしてしまったらあの日あったことも消えてしまうような気がして何も言えなくなってしまう。
私は彼と話すことを諦めて階段を上ろうと手すりに手をかけた時。
chapter15ss (5)「フィーナ」
彼の声で、私の名が呼ばれた。
ただそれだけで鼓動が早くなる。
今まで彼は私のことを名前で呼んでくれたことがなかったから。
恋をしてしまうとこんなちっぽけなことで嬉しいと感じてしまうのだと私は初めて知った。
chapter15ss (6)ゆっくりと視線をジークに戻すと彼は少し困惑したような、何か言いたいようなそんな複雑な顔で私を見つめている。
どんな言葉でもいい。あなたの言葉で気持ちが聞きたい。
そう切実なまでに願う。
chapter15ss (9)「・・・おやすみ」
ジークはそれだけ言うと私に背を向けて部屋へと戻ってしまった。
どうして?
どうして何も言ってくれないの?
あれだけ高鳴っていた胸が今度は切なく締め付けてくる。
どうしたらいいのか分からず私は小さくため息をついた。
chapter15ss (10)




chapter15ss (12)「アレックス、ジークとは仲直りできた?」
フィーナが俺と話をしたいと言ってきた時きっとくるであろうと予想していた質問が飛んでくる。
俺はパーティーでジークにこれ以上ないほどの言葉の暴力を振るった。
自覚はある。だからといって後悔はしていない。
フィーナを奪おうとする奴はどんな手を使ってでも叩き落してやるのだと決めていたから。
「・・・心配いらない。そのうちまた元通りになるよ」
chapter15ss (13)心にもないことを言葉にのせる。
ジークは二度と俺を友人だと認めないだろう。それほどのことを俺は言ったのだから。
「早く元通りになって欲しいわ。このままじゃ・・・きっとジークも辛いと思うから」
彼女の口から漏れるあいつの名前が忌まわしい。
chapter15ss (19)「あのね、それと・・・聞きたいことがあるの」
フィーナは俺の顔を見つめてそう切り出した。まるでこっちが本題だというように。


「ジークって・・・お付き合いしている人いるのかしら・・?」
俺は彼女の言葉に耳を疑った。
まさかと思っていたことがはっきりとした形で俺に突き出されたような感覚。
全身の血が逆流するような苛立ちと嫉妬心が湧き上がる。
chapter15ss (14)「あいつのことが好きなのか」
自分でも驚くほど硬い声でそう尋ねる。
しかしフィーナはそれにすら気が付かないほど顔をうっすらと赤く染めて恥らう。
答えを聞くまでもない。
フィーナはジークが好きなのだ。
「そ・・・そういうわけじゃないわ・・」
chapter15ss (15)「あいつはやめておけ」
はっきりと強い口調で言い切る。
「どうして・・・?」
「君はあいつのことを知らなすぎる」
「そんな理由じゃわからないわ。ちゃんとわかるように言って!」
驚いた。
普段おっとりとした彼女がジークのことで語気を荒げている。
それほどまでにあいつのことが気になるのか。
chapter15ss (17)「じゃあ言うよ。いいか、あいつに泣かされた女は数知れずだ。一人の女性ときちんと付き合ったこともない。君もいいように弄ばれるだけだぞ」
chapter15ss (18)俺は自分も同じようなことをしてきた癖に自分のことは棚にあげて非難する。
いや同じじゃない。俺はフィーナが欲しかっただけだ。ジークとは違う。
彼女さえ手に入ればもうそんな愚行はしないと誓える。
chapter15ss (20)「・・・アレックス、それ本当なの?」
「ああ。だから奴はやめておくんだ、いいね」
フィーナの苦しそうな表情を見て、きっと彼女はすぐに諦め切れないであろうことを知る。
俺はその瞬間、フィーナからジークを離そうと心に決めた。



chapter15ss (21)「あたし婚約することにした」
部屋でクロエと映画をみていた時、まるでその映画の感想を言うのと同じ程度の気軽さでクロエが呟いた。
「え!?婚約って・・・誰と?」
ディーノさんと色々あってここ最近ずっとクロエが塞ぎこんでいたのは知っていた。
だからせめて辛いことを考える時間を減らそうとパーティーに来てもらったり、一緒に食事にいったりしていた。そのせいもあってか少しずつクロエが元気になってきているような気がしてたのに。
いきなり婚約、といわれて私はただ戸惑う。
chapter15ss (22)「ダリル」
ダリルという男は以前からクロエを気に入っていて山のようなプレゼントを贈ってきたり、デートに誘ってきたりしていた男だ。家柄も悪くなく、ハンサムで頭もいい。
でもその頃クロエはディーノさんに夢中で全く相手にしていなかったはずだ。
chapter15ss (23)「・・・クロエ、それでいいの?」
好きな相手と結ばれるのなら私は喜んで祝福したい。
でもダリルが相手と聞いて私はクロエが自暴自棄になっていると感じた。
ディーノさんとのことがよほど辛かったのだろうと思う。
でも・・・このまま好きでもない相手と結婚してしまっていいの。
「もう傷つきたくない」
映画が映し出されているスクリーンを見つめながらクロエが小さな声で言った。
その言葉は痛いほど分かる。
chapter15ss (24)「でもだからって今婚約しなくても・・・」
「ディーノ以外の男なんかみんな同じ。だったらあたしのこと好きっていってくれる人がいいの」
強いと思っていたクロエの意外な弱さが言葉の端々から零れ落ちる。
「ディーノさんのことは・・・もういいのね?」
今のクロエには残酷な質問だと思ったけれど、きちんと確認しておきたい。
ディーノさんのことを諦めていなければ、ダリルと結婚しても辛いだけだと言いたかった。
私の言葉にクロエはうつむく。
chapter15ss (27)「・・・ディーノと喧嘩別れしてから暇さえあれば携帯チェックしたり、パソコンのメールを確認したりしてたの。会社からの帰り道でももしかしたら家の前にディーノがいるんじゃないかってそんなことばかり期待してた。でもね、ディーノは現れなかった」
今までずっと胸に溜めていた気持ちをクロエが吐き出していくのがわかる。
chapter15ss (28)クロエの震える手を私はそっと握る。
「笑っちゃうでしょ?あたしが勝手にディーノのこと追っかけてただけなのにね」
「クロエ・・・」
「期待するだけ自分が惨めになるってようやく分かったの・・・だから・・・あたし・・・・」
涙がこみ上げてきてクロエは言葉にならない声をあげた。
片想いがどれだけ辛いか、私には痛いほどわかる。
自分を好きでいてくれる人だけを好きになれたらどんなに楽だろう。
そんなことを考えながら泣き崩れるクロエを強く抱きしめた。
chapter15ss (29)



                                        chapter16へ続く

こんばんは~♪
ずっと新PCでのシムズの調子が悪く(かくかくになる)マスコンで町のリセットをしたり
Mod整理をしたり色々手を尽くしてみたのですが、根本的な改善に至らず><
スペックは以前のPCより上がっているし原因がわからなくて泣きそうになってたんですが
ようやく原因をつきとめました!

グラボの設定 だったんです!
グラボの「垂直同期」という機能が初期設定でオンになっていてこれをオフにすると
今までのカクつきが嘘のように滑らかになりました。
「垂直同期」をオンにしてあるとグラボがオーバーワークをするのを防ぐってことらしいです。
オフにすれば最大パワーで頑張ってくれるってことなんだろうか?
オフにしてたらグラボの寿命が短くなりそうですが、まあ快適にシムズするには仕方ないですね・・・w
十分なスペックがあって色々試したけどどうにもカクつくよ~って方は
グラボの設定をいじってみるといいかもです。

ではではまた♪

キャラメイク~スキントーン比較編~

SSS112.jpg
こんばんは^^
今日はずっとやろうとおもっていてできなかったキャラメイクの要である「スキントーン」の
比較をやっていこうと思います♪私のよく使うスキントーンでの比較になります。
↑のSSは内容と全く関係ありませんw白眉+白髪のキャラでSS撮りたかっただけです。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。



モデルは配布シムのアルト&レジーナです。

E-sikndefault-M-WEAK
TS3W 2012-12-25 16-48-45-86デフォルト置き換えスキン。若干赤みがある為血色が良く見えます。ヴァンパイアのスキンが異様に緑がかってしまったので、こちらのデフォルト置き換えを導入しました。ややすっきりとした端正な顔立ちにしてくれます。

E-skin nATURAL+Light  
TS3W 2012-12-25 16-49-13-29
TS3W 2012-12-25 16-52-41-29
EPHEMERAさんの最新スキントーン。自然な感じですが、デフォルト置き換えのものと比較すると筋肉質な体になっています。女性は特にシャープな感じかな。

E-skin nATURAL+TAN
TS3W 2012-12-25 16-50-42-83上記のスキンの日焼けタイプ。日焼け肌に白のハイライトが効いていてのっぺりしがちな浅黒い肌もこの
スキントーンなら大丈夫そう。女子は割愛w



E-skin WEAK FreckleTS3W 2012-12-25 16-50-21-92
TS3W 2012-12-25 16-53-52-51近くで良くみないとわかりませんが、うっすらと顔にソバカスがあるスキントーン。くっきりとした顔立ちになるのと肌の明るさがちょうど良くてE-skinの中で一番メインで使用してます。
うちのキャラだとジン、聖司、アレックスがこのスキントーンです。

E-skin WEAK ASIA
TS3W 2012-12-25 16-54-30-72男女共用スキントーン。ASIAという名前の通り、すっきりとした顔立ちに。


WMーAMF
TS3W 2012-12-25 16-50-56-15男女共用スキントーン。やや漫画チックな感じの整った顔立ちになります。肌にツヤが出て立体的にみえます。
男の子シムにはかなり使っているスキントーン。
うちのキャラだとイヴァン、エリクに使ってます。

MALE Non-default replacement skintone MCV
TS3W 2012-12-25 16-49-39-12男性専用スキントーン。上のスキントーンと似てますが、こちらの方が若干すっきりした顔立ちになります。
大人っぽいキャラに使用することが多いです。
うちのキャラだとカインがこのスキントーン。

S-club F-1.0B
TS3W 2012-12-25 16-52-35-91女子専用スキントーン。
とにかくこのスキンにするだけで可愛くなります!A、B、Cと3タイプのスキントーンがありますが私はくっきりとした顔立ちになるBを愛用中。ツヤツヤした健康的な肌色になります。
うちのキャラだとクロエがこちらのスキントーン。

Skintone Ver5.0
TS3W 2012-12-25 16-53-43-73
Orange simsさんのスキントーン。お顔とボディにソバカスがあってとても可愛いスキントーンです。
綺麗系というよりファニーフェイス向け。キュートな雰囲気に。

LemonLeaf B3.0
TS3W 2012-12-25 16-54-34-94男女兼用スキントーン。ほどよいハーフマットな肌の質感で上品な雰囲気にしてくれます。S-clubさんのスキンより大人っぽい感じかな。
うちのキャラだとフィーナとエレンがこちらのスキントーンです。


画像がやや小さかったかな・・・?
見にくかったらごめんなさい!
スキントーン選びの参考になれば嬉しいです♪

ではではまた~^^

chapter14 夜明け

「フィーナ、準備できた?」
あたしは鏡に向かって髪を整えながら衝立の向こうでドレスに着替えているフィーナに声をかける。
chap14 (15)今日はエレンの誕生日パーティー。
仲間内だけでやる予定だったのだけどエレンの両親がどうせやるならちゃんとしたパーティーを、と随分華やかなパーティーになってしまった。
普段着で良かったはずが気が付くとドレスコードの指定まであったりして。

でもこういう華やかなパーティーもたまにはいいかな。
綺麗なドレスを着れば多少なりとも気分が上がる。
一人でいたらきっとディーノのことばかり考えてしまうと思うから。

chap14 (17)「待たせちゃってごめんね」
そう言って衝立の向こうから姿を現したフィーナにあたしは思わず見とれてしまう。
同性からみてもフィーナはお世辞抜きで綺麗だった。
chap14 (18)ただ華やかなだけじゃなくて、こう・・・気品みたいなものがあって。
こんな時あたしは成金娘と名家の令嬢との差を認識させられる。
「どこか・・・おかしいかしら?」
あたしの視線を受けてフィーナが心配そうに呟く。
「ううん、違うの。すっごく綺麗だからじっと見ちゃった」
「ありがとう。クロエもすごく素敵よ」
chap14 (16)そんなことを話していると扉をノックする音とジークの声が聞こえてくる。
「もういいか?車出すぞ」
「ジーク、女性は色々と準備があるんだ。急かすような言い方をするな」
アレックスの声も聞こえ、あたしはドアを開ける。
chap14 (19)「お待たせしました。準備OK!じゃあいこっか」
一瞬あたしに注がれた二人の視線はすぐにドレス姿のフィーナに釘付けになった。
・・・・ったく男ってこういう時遠慮ないわよね!失礼しちゃう!
別にアレックスとかジークはどうでもいいけど、スルーされるのには腹が立つわ。
chap14 (20)「すごく綺麗だね。ドレスがよく似合ってるよ」
まるでジークを押しのけるようにしてフィーナの前にアレックスが立つ。
歯の浮くようなセリフを恥ずかしげもなく吐けるのはある意味尊敬するわ。
「・・・いいんじゃないか。お前らしいと思う」
「え?」
chap14 (21)突然のジークの言葉にあたしは驚かされる。
あたしのドレス姿、褒めてくれてる・・・?
あ、アレックスがフィーナばっかり褒めるから気を使ってくれたわけね。
この男、変なとこで優しいんだよね。
「ありがと。あんたも黙ってればいい男なんだから今日のパーティーで変なこと言わないように」
「余計なお世話だ」
そういいながらも柔らかい笑みを浮かべる。なんだか、最近のジーク雰囲気変わったな。
ちょっと前まで全身で「ツッぱってます!!」オーラがあったけど、それがだいぶなくなった。
気になるのは誰がそうさせたか、だけど・・・。
最近のジークの視線をたどると必ずその先にはフィーナがいる。
chap14 (22)今だって、アレックスと話すフィーナから視線を外せないでいるし。
「ふ~ん♪そういうこと、ね」
「なにがだ?」
慌てた様子で視線をあたしに戻すジーク。
「なんでもな~い!」
恋で人は変わるっていうけど、変わってくれない男もいるのよね。
ああ、ダメダメ!今日はあんな男のことは忘れて思い切り楽しまなきゃ!



パーティーは大盛況に終わった。
世界的に有名な指揮者や雑誌でよく見る女優、モデルなども姿を見せエレンの誕生日を華やかに祝った。
パーティーが終わり、エレンを囲むように取り巻いていた招待客がひけた頃私たちはようやくゆっくりとエレンと話すことができた。
chap14 (24)「今日は来てくれてどうもありがとう」
「ううん、こんな素敵なパーティーに招待して貰えて嬉しいわ。お誕生日おめでとう!」
「もう歳をとっても嬉しくない年齢なのにね。でもありがとう」
エレンの視線がアレックスに注がれる。
chap14 (23)「おめでとう。今日はすごく綺麗だったよ」
アレックスがその視線に応えるように言った。
「今日は、は余計じゃない?」
「勿論いつも綺麗だけど今日は特別に、って意味だよ」
「あら。今日は特別に、何かしら?ちゃんと最後まで言ってもらわないとわからないわ」
「君は・・・俺をいじめてるのか?」
なんだかアレックスとエレンがとてもいい雰囲気。
chap14 (26)「二人ってお似合いね」
私はこっそりとクロエに耳打ちする。
chap14 (27)「・・・まあ、ね。そうだけど・・・。ねえ、フィーナってニブイって言われたことない?」
「ええ?!どうして?」
少し前にジャンにも同じことを言われた。私ってそんなに鈍感かしら・・・。
一体何に気が付いていないんだろう。恥ずかしいことだったらどうしようと困惑してしまう。
「最後にもう1曲だけお願いできるかしら?」
エレンは楽器を片付けようとしていた演奏者たちに声をかけると、演奏者たちは快く再び楽器を手に取った。私たちしかいなくなった会場に音楽が流れ始める。
「ねえアレックス、踊って欲しいの」
エレンがピアニストらしい細くてしなやかな手をアレックスに差し出す。
何故かアレックスは一瞬私を見た後差し出されたエレンの手をとった。


chap14 (28)「うーん、もうちょっとお酒飲もうかな。さっきまで遠慮しちゃってたし」
優雅にダンスをしているエレンとアレックスを見つめていると、横でクロエがそう呟いた。
「クロエってお酒強いのね」
遠慮をしていた、という割りにシャンパンやワインを沢山飲んでいたような気がする。
私の問いかけにクロエはくすっと笑った。
その笑みはいつものクロエの笑顔とは違って、どこか寂しげだ。
「強いっていうか・・・。飲まないとやってられない時ってあるでしょ?今がそんな時なの」
そういうとバーカウンターへ向かって行った。


chap14 (31)私はそっと広い会場に目を走らせ、ジークを探し出す。
ジークは一人壁を背に所在なげに立っている。そんな彼に私は思い切って声をかけてみた。
chap14 (29)「ジーク、踊って欲しいの」
「・・・俺はそういうの専門外だ。アレックスに頼めよ」
「大丈夫よ。ただ音楽に合わせて体を動かすだけでいいんだから。ね?」
「無理だ。そう簡単にできるか」
そんな押し問答をしているとエレンとのダンスが終わったのかアレックスが背後に立っていた。
chap14 (32)
「フィーナ、ジークにこういう場所でのダンスを要求したら酷だよ」
気のせいかもしれないけれど、なんだかアレックスの言葉の端々に棘を感じる。
「そんな難しいことじゃないわ。ただ手をとってリズムを合わせてくれれば・・・」
「俺たちみたいな小さい頃からこういうパーティーに出てなければ無理なんじゃないか」
ジークの表情が硬くなっていくのが分かる。
どうしたの?二人とも・・・。
「何が言いたい?」
chap14 (33)ジークは冷ややかにアレックスを見つめる。アレックスも挑発的な言い方でその視線に応えた。

chap14 (34)「養護施設ではダンスの勉強なんかしないだろ?」
アレックスがキツい目つきでそう言った瞬間。
ジークはアレックスを殴りつけていた。
chap14 (36)「二人ともやめて!!」
私は小さな悲鳴を上げて叫ぶ。
chap14 (38)「・・・っ!!」
床にたたきつけられたアレックスは唇の端から血を流しながらニヤリと笑う。
「気に入らないことがあればすぐ暴力か。育ちは争えないな」
chap14 (37)殴った方のはずのジークはその言葉にひどく傷ついた表情を浮かべ、アレックスを一瞥するとそのままパーティー会場から姿を消してしまった。





悔しい。悔しい。悔しい。
ただその想いだけが俺の頭と心を支配する。
どんなに努力して這い上がっても俺は過去からは一生逃れられない。
あいつはそれを俺に思い知らせてくる。
chap14 (1)そして俺はそれに対して拳を振るうことでしかあいつに対抗できない。
そんな自分がたまらなく惨めだ。



夜が明けようとしていた。うっすらと空が明るくなり、月が姿を消そうとしている。
chap14 (2)「ここに・・・いたのね」
フィーナの声がして俺はゆっくりと振り返る。
今一番会いたくない相手の登場だ。
こんな惨めな俺を見せたくない。
「大丈夫・・・?」
殴ったのは俺のほうなのに、何故俺に大丈夫かなどという質問をするのか。
俺には彼女が分からない。
chap14 (4)「心配するのは俺じゃなくアレックスの方だろ」
「アレックスにはエレンがついてるわ。だから大丈夫よ」
・・・なんだ、そういうことか。俺みたいな外れ者にも優しくするのは育ちのいい奴の礼儀みたいなものなんだろうと理解する。
でもそれは建前だ。アレックスでそれは十分すぎるほど分かっている。
「あんたも大変だな。アレックスの方が心配だろうに、俺にまで気を遣わなきゃいけないんだから」
傷付く前に自分から突き放せば、期待することもない。
求めても手に入らないものを渇望しても辛いだけだから。
chap14 (6)「違う・・・!・・・あなたが心配なの!!」
「それはどうも。そう思うんなら一人にしてくれ。建前だけの優しさはいらないんだよ」
彼女が傷つくのをわかってあえて俺はその言葉を選ぶ。
chap14 (8)
彼女の肩が小刻みに震えるのを俺はただ見つめていた。
chap14 (9)「建前じゃないわ!!」
顔を上げたフィーナがいつもの穏やかな様子とは一変して叫んだ。
「私は・・・あなたが気になるの!今だけじゃない・・・ずっと気になって・・・。だから建前だなんて言わないで!」
chap14 (11)俺が・・・気になる・・・?
彼女の言葉に冷えていた心が熱くなる。
自惚れるな、と自分に言い聞かせても一度加速した熱は下がらない。
叶わないと諦めていたものが目の前に差し出されたとしたら。
誰しも手を伸ばしてそれを確かめようとするだろう。
そして俺も自惚れかそれとも事実かを確かめるかのように彼女に手を伸ばした。
chap14 (12)彼女の頼りなげな細い手を掴み、引き寄せる。
抵抗したらすぐに手を引こうと思っていたのに、彼女はただじっと俺を見つめている。

その時ふとアレックスが頭をよぎった。
お前がどんなに願っても手に入られらなかったものを俺は今この腕に抱いている。
密かな優越感。そんな醜い感情が生まれる。

そしてその屈折した感情とフィーナへの思いが混じった衝動が俺を後押しする。
彼女の細い腰を引き寄せ、俺は唇を重ねた。
chap14 (13)


                                      chapter15へ続く


こんにちは!
ようやくストーリーの続きをUPできました♪
暇人な私も年末のせいか微妙に忙しくてなかなかシムズできず
若干ストレスが・・・(笑)
年内にもうちょっとだけストーリーをUPできたらいいなと思ってます。

寒い日が続きますので、皆様風邪などひかれません様お体ご自愛くださいませ♪

ではではまた^^

chapter13 恋が終わるとき

うまくいかないと嫌なのに、こうして変化が起きそうになると不安になるのはどうしてなんだろう。
あたしは沈黙が支配する車の中でそんなことを考えた。
きっとディーノの気持ちを聞いていないからだ。
あたしのわがままを聞いてくれただけで、あたしのことをどう思っているのかって肝心なところが抜けてしまっている。
でも・・・もうこうするしかなかったんだから。
そう思った瞬間に車が止まった。
「着いたぞ」
ディーノの声に頭を上げると信じられない場所に来ていた。
chap13-1 (1)今まで自分の熱で溶けそうなほど熱かったのに、一気に体が冷たくなるのがわかる。
「・・・っどういうこと?!ここあたしの家じゃないのっ!」
そう、ここは私の家だった。あたしはディーノに騙されたのだ。
chap13-1 (2)「変なこと言うのもいい加減にしろ。もう帰るんだ」
「だって・・・!逃げるなよって言ったじゃない!!」
「そうだ。家に戻るまで逃げるなってことだよ。運転中に車外に飛び出されたりしたらたまらないからな」
だまし討ちのようなことをされて、あたしは屈辱に体が震えた。
だったら嫌いだと言われていたほうが良かった。期待を持たされるよりもずっと。
「・・・・・わかった。もう付きまとわないから。色々ごめんね」
自分の声がまるで他人の声のように聞こえた。
もう、限界だった。2年間ディーノだけを追い続けてきたけど。あたしだってずっとは強くいられない。
「クロエ・・・?」
chap13-1 (5)やめてよ。そんな心配そうな顔したって結局最後は突き放すんでしょう?
中途半端に優しくしたりしないで!
泣かないわよ!絶対に!こんな奴の前で涙なんか・・・!!
そう思って唇を噛んでも涙がこみ上げてきそうになるのが分かる。
「・・・お前」
ディーノが手を伸ばしてくる。でもそれはあたしが好きだからじゃない。
ただの同情。
「触らないでよっ!!」
その同情をあたしは振り払う。それがスイッチになってあたしはこみ上げてくる涙と怒りをディーノにぶつけた。
chap13-1 (4)「あたしの気持ち知っててこんなことするなんて・・・ひどいよ!!2年間あたしがどれだけディーノのこと好きだったか知ってるでしょっ?!」
こんなこと言っても自分が惨めになるだけなのに、止められない。
「あたし一人期待したり落ち込んだりしてるの見て楽しかった?!」
「クロエ、それは違う」
chap13-1 (3)こんなときでもディーノの声は冷静だ。
「何が違うっていうの!だったら嫌いってちゃんと言ってくれればよかったじゃない!!そうすれば・・・こんな風に惨めな気持ちにもならなかった!」
そう一気に叫ぶとあたしはディーノの前から逃げ出した。
chap13-1 (7)「う・・・・」
閉めた扉を背にしてあたしはずるずるとその場に座りこんだ。
chap13-1 (8)涙が止まらない。
ディーノにはもう会わない。諦めよう。
涙で視界がぼやけていくのを感じながら、あたしはこの恋が終わったことを知った。





chap13-1 (9)「今年のMVP選手はジークが確実か、だって。ほらここに出てるわよ」
エレンが俺のチームが載った雑誌を広げて指を指す。
「別にまだ決まった訳じゃない。こういう下馬評をいちいち気してられるか」
chap13-1 (10)「でもすごいことだわ。この間のレクシオンとの試合も勝ったでしょう?」
フィーナがそう声をかけてきて俺は軽い驚きを覚える。
レクシオンというのはサッカークラブの中でも強豪といわれるチームだ。
こんなお嬢様がサッカーに興味があるとは思わなかった。
「あら。フィーナって意外とサッカー詳しいのね?」
エレンも同じ疑問を感じたのか意外そうに尋ねる。
「え・・・そうね。時々見るくらいかな?」
何故かその返答は歯切れが悪い。
chap13-1 (11)「そうなの。・・・あ、そろそろ時間だわ。じゃあ仕事いってくるわね」
エレンが部屋を出て行くと俺とフィーナ二人が残され、とたんに静かになる。
諦めるべきだと決めてから彼女への距離のとり方がどうも分からない。
chap13-1 (14)「・・・あんたさ、どっかのチームのファン?」
話すことが見つからず、話の流れから何気なく聞いたことだったったが彼女は恥ずかしそうに俯いて答えた。
「シュトルツが好き」
シュトルツは俺のいるチームだ。俺に気を使って言ってくれているのだろう。
こんなところまでお嬢様は優しい。
chap13-1 (13)
「あの・・・お世辞とかじゃないのよ。実際何回もシュトルツの試合、観にいったこともあるわ」
「へえ・・・。こんなところにもうちのファンがいたとはな」
意外なファンを目の前にして、俺はなんと言っていいか迷ってしまう。
もっと気の利いたセリフもあるだろう、と自分自身を叱咤してようやくファンサービスらしいことを思いつく。
「好きな選手がいるならサイン貰ってきてやるよ。フリッツか?それともレオ?」
俺はうちのチームで人気のある選手の名前を挙げる。
しかし彼女はその二人の名前に首を振る。
「ううん、違うの」
「じゃあ誰だ?」
「・・・・サインはいらないから気にしないで」
chap13-1 (18)慌てたように言うフィーナ。何なんだ?俺に気を使って言えないのか?
「いいから言えよ、ファンなんだろ?」
「サイン・・・貰えなくても・・・こうしてお話できるからいいの」
顔を赤くしてフィーナは恥ずかしそうにそう呟く。
chap13-1 (15)
・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
「それって・・・俺のファン・・・ってことか?」
俺の問いに彼女は小さく頷いた。
自分のファンだと言われることには慣れている、はずだった。なのに彼女に言われるといつものように振舞えない。
・・・落ち着け。彼女は単にサッカーと俺のプレイスタイルが好きだといっているだけだ。
そう言い聞かせても照れくさくなってつい目を背けてしまう。
chap13-1 (17)「10年前にジークに助けてもらったでしょ?その後サッカー選手になったって知って、ずっと応援してたの」
彼女のように育ちがいいと相手の裏など読まなくていいせいだろうか、自分の気持ちを隠さずに言葉にのせる。感情を表に出さないように生きてきた俺とはまるで正反対だ。
「それはどうも」
それなのに俺はこんな答えしかできない。
chap13-1 (12)「・・・今度試合観に来るか?」
「え?いいの?行きたいわ!」
彼女の笑顔がこぼれる。その笑顔は出会ったあの日とまるで変わらない無邪気さだ。
その無邪気さが俺の心を捉えて離さない。
俺は彼女のことを諦められるのだろうか?
いや、そうしなければいけないのだと思いながら惹かれていく心に抗えずにいた。




chap13-1 (19)「兄貴、3番テーブルのブレンドまだ?」
ぼんやりと考えごとをしていた俺を弟のクライヴの声が現実に引き戻す。
「あ、ああ。今作る」
chap13-1 (20)「・・・・さっきの注文ミスといい兄貴、どうしちゃったんだよ?お疲れモード?」
「何でもない。ただ少しだけ疲れてるだけだろ」
「あ、そういえば最近またクロエ店こなくなったな~。また一人で怒っちゃってるパターン?」
先ほどまで考えていた人物の名前を出されて俺はカップに注いでいたコーヒーを零してしまう。
舌打ちしてしまいたい気分だ。
彼女の今にも涙がこぼれそうな顔があの夜からずっと頭から離れなくなって、仕事にも集中できない。
「ほら。早く持って行け」
新しいカップにコーヒーを注ぎなおしてクライヴに手渡す。
chap13-1 (22)クロエのことは・・・好きだと思う。勿論恋愛対象としてだ。
だが彼女は今まで俺が付き合ってきた女とはまるで違う。行動が予測できない。
そしてそんな彼女に振り回されている自分が嫌なのだ。

きっと彼女と付き合えば俺は今までの俺でいられなくなる。
自分のペースだけで生きてきた俺にとってそのことが踏み込むのを躊躇させる。

chap13-1 (21)「あなたって本気で女を好きになったことないでしょう」
昔付き合っていた女が別れ際にそう言ったことを思い出した。
その時はそう思わなかったが今ならその言葉が正しかったと分かる。

本気になれば色々面倒なことになる。
現にこうして俺は仕事中もクロエのことを考えている有様だ。
自分でコントロールできない感情が生まれるくらいなら、俺は本気の恋愛などいらない。
クロエはもうこの店には来ないだろう。
忘れるんだ。彼女のことは。

chap13-1 (23)「いらっしゃいませ」
新たに店に入ってきた客に声をかけながら俺はそう心を決めた。



                                      chapter14へ続く

こんばんは♪久々のストーリーUPです!
お話の中でサッカーのお話が出てきますが、私はまったく詳しくありませんww
なのでおかしなところがあっても素人の作る物語ですので、大目にみてやってください!

ちょっと前にシムズがかくかくする~と書きましたが
また最近カクつくんですよね・・・。グラボの設定とか色々やってみても
解決せず。「もしかしてModファイルが壊れてたりするのかも・・・」と思い
Modsフォルダ抜いて起動してみたらヌルヌル動きましたww
壊れたハードディスクから抜いたデータなんでやっぱり一部壊れてるっぽいです。
いまではDLできなくなっちゃったところのデータもあるので
整理するのくやしいんですけど(笑)でもカクカクなのも嫌だしシムズにも負担が
かかると思うので、そのうち整理したいと思います!

ではではまた!

お遊びSS パート2

  • 2012/12/17 16:22
  • Category: 雑記
こんにちは!
前回のお遊びSSが好評だったので、調子にのってパート2ですw
今回はファンタジー世界の3人編w

その前に。12/15に拍手コメくださった方へのお返事です!

アマネさん

うちのブログが少しでもお役に立てれば嬉しいです!
SN世帯のクライヴを褒めてくださって、ありがとう♪
クライヴの髪型はButterflysimsさんの有料ヘアです!
フェイスラインが綺麗にカバーできるのですごく使いやすい髪形ですよ~♪
応援ありがとうございます、とても嬉しかったです!
コメントありがとうでした☆
fantasy22 (12)
お礼代わりにクライヴSSですw


ではではお遊びSSイキマース!

fantasy22 (1)
悪者(ホットドッグマンww)と戦うエリクと踊って応援のジン!

fantasy22 (2)

fantasy22 (3)

fantasy22 (4)

fantasy22 (5)

fantasy22 (6)
ジンは人の話を聞きません(笑)

fantasy22 (7)

アルパカを追っかけていたせーちゃんは・・・
(以下激しくGSネタです)

fantasy22 (8)
どうやら謎の洞窟に迷い込んでしまった模様。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。

fantasy22 (9)

fantasy22 (10)

seiji222.jpg

ただこれがやりたかっただけっていうね・・・ww
ほんとくだらないネタばっかでごめんなさい(´エ`;)
おまけに最初にUPしたせーちゃんの決めセリフ、間違いがあったww
慌てて訂正しました♪

次はちゃんとストーリーUPしよう・・・(笑)


お遊びSS

  • 2012/12/12 18:56
  • Category: 雑記
こんばんは~!3日連続のUP♪

TOPSSの正装姿を撮影していたら、なんだか撮りたくなっちゃったSSたちですw
映画のオペラ座の怪人が大好きなのでうちのキャラのジークとフィーナを
それっぽく撮ってみました。(あくまでそれ風、の域を出ませんので期待せずに!)

operasim (2)
怪人役はやっぱりジーク!怪人のマスクが見当たらなくてこのマスクで代用しました。ちょっと派手かな?
クリスティーヌは怪人がジークの時点で自動的にフィーナ(笑)
シムズ2ではわりとたくさんこの時代風の衣装とか揃ってたんですけど、シムズ3では
なかなか見つけられなくて苦労しました。結局怪人はただのスーツにw

operasim (3)


operasim (4)
この辺はミュージックオブザナイトのイメージで。

operasim (1)
自己満足SS祭り。゚ヽ(゚´Д`)ノ゚。
実はラウル役でアレックスも出そうとしたんですけど
面倒なのでやめましたwアレックスはあんまり撮影してても楽しくないし(笑)

operasims (1)
私はあきらかに怪人贔屓ですw
映画の怪人、イケメンすぎるんですよ・・・w

operasims (2)

そしてここからお遊び企画第二弾です☆
きままなプレイ世帯のエリク・ジン・聖司がファンタジー世界に生きてたら・・・という
非常にくだらない企画ですがよければご覧ください♪

fantasy (4)
エリクは当然戦士です!無駄にムキムキしてるので(笑)
ファンタジー風の鎧を探したんですがこれも見当たらず。
しょうがないのでスパナチュで追加された衣装で代用してます。

fantasy (3)
ジンは遊び人wいてもあまり役にたたないどころかトラブルメーカーなはず(*´∀`)
戦闘時は踊りと歌で応援してくれます(笑)

fantasy (2)
聖司は魔法使い♪ブーブー文句いいながらもいざとなったら頼れる存在!!(であって欲しいw)
「せーちゃんがやってきた」の記事にシタラーの方からもうちょっと目が赤い方が近くなるかも?との
優しいアドバイスを頂いたので今回目の色を変えてみました。

さてさて、この3人の日常はというと・・・。

fantasy (5)
どうやら目的の遺跡に到着した模様。

fantasy2

相変わらずジンとせーちゃんはマイペースです。

fantasy (7)

fantasy (1)
こっちの世界でも苦労人なエリクでした♪

chapter12 恋のかたち

chap12sims (2)「夢か・・・」
思い出したくもない頃の夢を見て俺はベットから身を起こし頭を抱えた。
最近は見なくなっていたはずの悪夢を再び見てしまった理由は分かっている。
フィーナの存在とアレックスのあの言葉のせいだ。

chap12sims (3)淡い初恋の相手だったフィーナを俺は密かに心に秘めながら生きてきた。
10年前、彼女が街でタチの悪い奴らに絡まれている姿をみたとき、一目でフィーナだとわかったほど俺はずっと想い続けて。

「お前と彼女は釣り合わないよ」

勝ち誇ったような顔でそういったアレックス。そうだ、お前のような男こそが彼女にはふさわしい。
分かっている。
諦めようとしても彼女の笑顔を見るたびに俺はフィーナに初めて出会った少年の頃に戻ってしまう。

どんなに考えても堂々巡りにしかならず、俺は立ち上がり部屋を出た。




chap12sims (5)辛い恋になることは予測できていたはずよ。
そう自分に言い聞かせて3杯目のカクテルに口をつける。
アレックスと初めて出会った頃からその心に大きな存在があることは知っていた。
chap12sims (4)だからこの人を好きになってはいけないと気持ちをセーブしようとしていたはずなのに、心は言うことを聞いてはくれず私はアレックスを愛してしまった。
この間の私の告白に困ったような表情を浮かべたアレックスを思い出す。
彼からは何の言葉も聞けないまま、ただ時間と私の想いばかりが積み重ねられてゆく。


「いたのか」
バーカウンターのあるこの部屋の入り口から声をかけられてふりむくとそこにはジークの姿があった。
chap12sims (6)「ええ。ちょっと・・・眠れなくて。ジークも?」
「・・・まあ、そんなところだ」
言葉少ないジークだったが、彼は本当は優しいことを私は知っている。
クールなふりをしているけれど、困っている人がいると憎まれ口をききながらもつい助けてしまう所を大学で何度も見かけた。
私の隣に座りウイスキーの水割りを作っているジークをそっと見る。
chap12sims (8)「アレックスのことか」
「え?」
突然アレックスの名前を出されて私は思わず声を上げてしまう。
「好きなんだろ、あいつのこと」
chap12sims (9)「・・・ジークって普段他人なんかどうでもいいって雰囲気なのに、ちゃーんとお見通しなのよね。でもね、残念。私はフラれたのよ。これ以上ないってくらいね」
言葉少ないジークにだからこそ、私はこんなことを言えてしまうのだと思った。
きっとクロエにはこうは言えない。もっとかっこつけてしまうと思う。
ジークからはどんな言葉でも受け止めてくれるような優しさを感じるせいだ。
chap12sims (7)黙って私の言葉を聞いていたジークは何も言わないまま私のカクテルを作りなおしてくれる。
何も答えないでいてくれることが嬉しい。
きっとみえみえの慰めなんか言われたらもっと傷ついてしまうと思うから。
chap12sims (10)「ジーク、最近雰囲気変わったわ。なんだか優しくなった」
元々優しさはあったけれどそれを表面に決して出さないようにしていたように思う。最近はどこか違う。棘が落とされて壁をつくらなくなった。
chap12sims (11)「よせよ。そんなこと言われても嬉しくない」
苦々しい表情を作るけれど、以前のような冷たさは影を潜めている。
「褒め言葉よ?」
「言われてる方は褒められてる気がしない」
そんなことを言い合っていると外から車の止まる音が聞こえてくる。
アレックスだ。今夜は仕事で遅くなると言っていたから。
それを知っていたのかジークは残りのウィスキーを飲み干すと椅子から立ち上がった。
私も急いで立ち上がろうとするとジークがそれを目で制する。
chap12sims (13)「ここで待ってろよ。あいつと話すことがあるんだろ」
ジークは本当に何でもお見通しなのだ。私がここで飲んでいた理由さえも。
ジークが部屋を出て行くとそれと入れ替わるようにアレックスが現れ、驚いた表情で私を見つめた。
chap12sims (14)「まだ起きてたのか。もう・・・寝てるかと思ってたよ」
あたりさわりのない言葉を選んで口にしているのが分かる。ずるい人。
その言葉と酔いのせいで私はアレックスをなじる言葉を口にしたくなってしまう。
「そうよ。飲まないと寝れないくらい辛いから」
chap12sims (15)「エレン・・・」
私の言葉に酷く傷ついた顔をする。彼はいつだって優しい。ジークとは違う優しさを持っている。
その優しさが時には人を傷つけることがあるのも知っているけれど、私はアレックスのそんな所さえも愛しいのだ。
chap12sims (18)「聞いて欲しいんだ。・・・君の好意を知っていて俺は甘えた。最低な男だと思ってくれていい」
アレックスはあの夜のことを言っているのだろう。
胸にちくりとした痛みが走る。
「でも俺は・・・フィーナが好きなんだ。君の気持ちは嬉しいけど、応えることはできない」
chap12sims (19)その言葉は思っていたよりもショックではなかった。長い時間をかけて私はこの言葉を聞く準備をしていたような気さえした。
「わかったわ。ちゃんと言ってくれてありがとう。・・・でもね」
「うん?」
「私はこれからもずっとアレックスが好き。アレックスが他の誰を好きでいようと」
自分の気持ちを言葉にするとフラれたのに、なぜか心が軽くなるのを感じる。
彼が誰を好きでも、私の気持ちまでは変えられない。
chap12sims (20)「エレン・・・それは・・」
「心配しないで。振り向いてくれるとか希望を持って言っている訳じゃないの。ただ・・・私が好きでいたいだけ。・・・じゃあ、おやすみなさい」
chap12sims (22)そう言うと私は自分の部屋へと戻る。
両想いだけが恋じゃない。
だったらこんな形の恋があってもいいでしょう?
わたしは心の中でアレックスにそう呟いた。





その時間が迫ってくるとあたしは決意が挫けそうになってしまう。
こんなんじゃ駄目!もうこれしかないって散々考えて出した結論でしょ?!
自分自身に言い聞かせ渇を入れる。
chap12sims (24)時計を見るともう夜の22:00を過ぎた。私は息を殺してじっとディーノのいる店を見つめる。
バイトの女の子は閉店してすぐに帰ったし、弟のクライヴもさっき出ていったのを確認してある。だから今店にはディーノしかいないはずだ。
大丈夫、ちゃんと言うべきセリフは練習してある。
私はディーノの店へと足を向けた。


chap12sims (25)「どうしたんだ、こんな時間に」
扉をあけるとディーノはもう私服に着替えていてカウンターの掃除をしていた。
「それにその格好・・・パーティーの帰りかなんかか?」
いつもはパンツスタイルの多いあたしだったけど、今日は特別だった。
一番ボディラインが綺麗に見えるタイトなワンピースを選んだ。

だって今日は。
ディーノに色仕掛けするって決めてきたんだから!!
押しても引いても何の反応も示さないディーノにもうあたしはこれしか打つ手がなくて。
自分の手が緊張のあまり小さく震えているのを感じてぎゅっと拳を握る。

chap12sims (26)「ディーノ・・・今日は帰らないからっ!!」
言ったあと言い方を間違えたことに気が付く。帰らないから、じゃなくて帰りたくないって言うはずだった。これじゃまるで駄々をこねた子供みたいな言い方で色気ゼロじゃないのよっ!
「帰らないって・・・。お前ほんとめちゃくちゃなことばかり言うな」
呆れた顔のディーノ。駄目だ、これじゃ色仕掛けにもなってない・・・。
「遅くなると危ないからもう帰れよ」
あたしの崖っぷちの覚悟を知らずに子供扱いするようなディーノの言葉に腹が立つ!!
「子供扱いしないでよっ!!」
chap12sims (28)
「あのなあ、こんな時間に来て帰らないとか言う奴が大人だと思えるか?」
「っ・・・!!どうせ、あのローズとかいう女みたいに大人になれないわよっ!!資金援助してもらったり食事にいったり随分仲良くしてるみたいじゃない!!」
「確かに資金援助の話はあったけど、断った。2号店作るのに誰かの金の世話にならなきゃいけないなら初めから作らないよ」
「じゃ・・・じゃあ・・・プライベートでも仲良くしてるんでしょっ?!あ、愛人になったりとか・・」
あたしの言葉にディーノが噴出す。
chap12sims (27)「愛人??俺があの女のか?・・・お前想像力豊かだな。」
「じゃあ、違うの?」
「ただの店の客の一人としてしか見てない。これでわかっただろ。通りでタクシー拾ってやるから行くぞ」
ローズという女をただの客としてしかみていないことを確認できた安心感から、つい釣られて外に出てしまいそうな自分に気が付いて絶対に出て行くもんかと足を踏ん張らせる。
あたしはどうなの?あたしもただの店の客の一人なの?
それを確かめなきゃ絶対に帰らない!

chap12sims (30)「いやっ!!・・・今日はディーノの側にいるって決めたんだもん!」
「そういうこと勝手に決めるなよ・・・」
「何言われても帰らないから!」
色気なんてもうどこかへ置いてきた。人間必死になるとそんなことになりふりかまっていられなくなる。
chap12sims (31)そんなあたしの様子を見てディーノが頭を抱えてため息をついた。
「わかった」
「え?」
聞き返したあたしにディーノは何かを投げてくる。それを両手でキャッチし自分の手のひらにある小さな鍵を見つめた。車のキーだ。
「先に乗って待ってろ。片付けたらすぐ行くから」
心臓がばくばくいってるのがかわる。これって・・・そういうこと、だよね?
あ!でもまさか・・・この鍵だけ渡しておいてそのまま逃げるとか・・・?
chap12sims (32)「置いていったりしないから心配するな。ほら、先に行ってろ」
あたしの視線からその疑念を感じ取ったらしいディーノが苦笑しながら言った。


chap12sims (33)ディーノの車の助手席であたしはだんだんと心拍数があがっていくのを感じる。
これはつまり・・・あれよね?ディーノの家にいくってことで・・・今夜は一緒にいてくれるってことで・・・。
頭の中に展開される妄想に頬が熱を帯びてくる。
だ、大丈夫よ。ちゃんと今日は勝負下着だし、べ、別に初めてって訳じゃないんだし!!
そんなことを考えているとディーノが運転席に身を滑らせてきた。
chap12sims (1)黙ったままエンジンをかける。
車を発進させる前にディーノはあたしの顔をちらりと見て言った。
「逃げるなよ」

その言葉だけであたしは自分の熱で蒸発してしまうんじゃないかとさえ思えた。
あたしはやっぱりディーノが好きなんだ。
その気持ちをまた思い知らされてしまった。

                                        chapter13へ続く


こんばんは♪今回はストーリーのUPです!
最後のクロエ&ディーノの車中SS、黒くてわかりにくいですよね・・・スミマセン。
ほんとはオープンカーの方が表情みやすくていいのはわかってたんですけど
ディーノはオープンカーじゃない気がしてしまって・・・w変なこだわりですw

今回はちょっと長めだったかな~と思いつつ、いろんなキャラを書けたので
個人的には楽しい回でした♪
シムズのカクカクも解消されたので、またしばらくはストーリーのUPになるかな?
お付き合い頂けたら嬉しいです!

ではではまた!

せーちゃんがやってきた

ようやくシーズンズ導入しました!
実は新しいPCにしてから以前のPCと同じ環境にしても何故か、5秒~10秒ごとに止まったり
カクカクするんですよね~・・・。PCの最適化・デフラグしても、NRassのOverwatchを導入しても
変わらず。以前よりスペックあがってるのに何でだww
しばらくプレイしたりしてると地面のテクスチャがつるつるになっちゃったり。
プレイできないほどじゃないけど、ストレスたまる~~~っ!!

って愚痴はここまでにして。
シーズンズを導入したので、久々の気ままなプレイ世帯です♪
今回から新しいシムを投入しました!

Revew3 (31)ときメモGS3の設楽聖司です♪
似てないですが、大目にみてやってください!
聖司の性格はこんな感じ。
☆おぼっちゃまでピアノが得意
☆天然なところがあるが本人に自覚なし
☆俺は優しくない、優しくないところを見せてやるから待ってろ!!
☆基本可愛い、でも決めるとこはビシッと決める男前!
☆とにかく可愛い
☆誰がなんといっても可愛い

書き始めるとキリがないのでこのへんでww

Revew3 (1)
聖司「なんで俺がこんな家に住まないといけないんだ!」

このSSの地面ツルツルですよね><テクスチャが・・・。
グラボのドライバを落としたら直りましたけど、イライラするわー。
Revew3 (2)
家に入るなり、ジンとエリクは完全無視し鏡で身だしなみチェックする完ぺき主義なぼっちゃま。

この世帯は貧乏世帯なんですが、ピアノがないと可哀想なのでちょっとチートで資産を増やして
聖司用の部屋を作りました。
Revew3 (3)
レビューなので、オブは極力おかないようにしました。それにしてもちょっと寂しすぎる??w
おいおいデコっていこうと思います。
Revew3 (5)
住人への挨拶もせずピアノの突進する聖司。
エリクとジンがきてくれたのにシカトを決め込み、ピアノに集中・・・。
Revew3 (6)
なぜかワンコにはご挨拶(笑)
Revew3 (7)
エリクの作った食事を食べながらも、後片付けは拒否しますw

Revew3 (8)
エリクめっちゃ不機嫌そう・・・ww
この家の大黒柱&主婦と全てをこなしてるエリクが可哀想。・゚・(*ノД`*)・゚・。
ジンだけでも大変だったのに、さらにぼっちゃままで面倒みなくてはいけなくなりましたねw

Revew3 (11)
食後はリビングでお話してました。良かった~少しは仲良くなってくれ!
聖司「お前みたいなマッチョにはどうやったらなれるんだ?・・・いや、別になりたい訳じゃないぞ!」
運動が苦手なぼっちゃまはスポーツスキルの高いエリクにちょっと憧れてるようですww

Revew3 (10)
この後二人して楽しそうにテレビ見て笑ってたので、何見てるんだ?と思ったら・・・。
キッズチャンネルwww
だんだん幼稚特質持ちのジンに影響されてきたか?!

シーズンズ導入で夏のお祭りとやらにいけるそうなので、3人をお祭り会場に向かわせてみました!
賑やかでいいな~とオブに目を奪われていたら・・・

Revew3 (13)
聖司はグレープ味のかき氷?を食べてました。さすがB級グルメ好き。
Revew3 (15)
他の方のブログで見ていてやりたかったコレをついに体験!!
聖司頑張れ!!(聖司贔屓なのはもうしょうがないですw)

Revew3 (16)
エリク優勝できそうなんだけどな~・・・これって何かのスキルとか関係あるんでしょうかね?

Revew3 (18)
あれっ??エリクは突然走り去ってしまった・・・。
これはまさか棄権したってこと?

Revew3 (19)
エリク「うえええ・・・もう食えねえ・・・」
盛大にリバースかますエリク。
あんた見た目より軟弱なんだけど・・ww

Revew3 (20)
顔自重ww

Revew3 (21)
そしてジンもリバースしにダッシュ(笑)
まさかの聖司の頑張りに嬉しくなってしまいました♪
優勝は隣のドロボーサンですがw
Revew3 (24)
ジンはこのあとフェイスペイントしてました。
可愛い♪
でもこのフェイスペイントした後、設定してたコンタクトがデフォルトの目に戻っちゃってました;;
メンドクサイからもうやらないようにしよう。。。w

Revew3 (25)

ジンを追っかけてばかりいたので、エリクは何してるんだ?とカメラを移動させると・・・!!

Revew3 (22)
さっき早食い競争で優勝してたドロボーさんの手をとってスケートしてました(笑)
相手が子供とかなら可愛いけど・・・オッサンじゃ・・・ね・・・。
気持ち悪いだけですw

Revew3 (26)
そして次は何故か聖司の番でしたww
スポーツスキルが高い人が教えてあげてるってことなんだろうか??w

Revew3 (27)
見事に転倒。゚(゚ノ∀`゚)゚。
聖司の顔、怖いwwマジギレしてるww

こんな感じでお祭りも楽しみ、家に戻ると聖司に異変がwww
Revew3 (34)
トイレに駆け込んだはいいものの、間に合わずお漏らししてました(´;д;`)ウッ…
トイレは余裕をもっていきましょう!!

聖司ばかり追いかけてしまいましたが(笑)好きなキャラを投入するとまた違う楽しみが
ありますね~♪
またレビューしてみたいと思います^^

追記:色々いじってみたところ、だいぶカクつきが改善され今までと同じようにプレイできるようになりました!
試してみたことは
①グラボのドライバーを最新のものに(ベータ版でしたが)
②グラボのコントロールパネル グローバル設定のスレッドした最適化をオフ
たぶん、②がおかしかったんじゃないかな~と予想。
こういう時PCの知識がないと辛いですね。。。
でもプレイに支障のないレベルになったので良かったです^^

配布シム ランディ

こんばんは♪
PCも新しくしたので、シーズンズ入れようと思いながら
他のゲームしたりしててなかなか導入できてませんw
今週中には入れよう・・・。

だいぶ遅れてしまいましたが、以前告知したシムを配布したいと思います!

配布シム (2)
ランディというキャラです。
ちょっと小奇麗なキツめ系をイメージして作成しました。
スライダーも多用している為、子供を作った場合かなり顔が崩れると思います。
それでもいいという方のみ、DLくださいませ。

配布シム (1)
あんまりシムに帽子って被せないんですが、この髪型は帽子と髪がセットになってるので
位置ずれもなくフィットしてて使いやすかったです。

配布シム (4)
髪型やメイク品などのCCは全て抜いてありますので、お手持ちのものでカスタマイズされてください!

SSのランディ使用CC
スキントーン:E-skin Freckle-N(無料)
ヘア:Raonjenasims hair15 (有料)
アイ(コンタクト):Tifa N32(リンク先確認してみたところ配布終了していました。すみません)
アイライナー:もとから入っている上まぶただけのラインを使用してます。
ブラッシュ&リップは使用していません。
配布シム (5)この状態でsims3packになってます。私はデフォルト置き換えスキン&アイを導入しているため、見え方が多少異なる場合があります。


注意
カスタムスライダーを多用しています。こちらの記事にあるカスタムスライダーを導入していないと
キャラが正しく再現できない可能性があります。
私の作成環境はベースゲーム~スーパーナチュラルまで全てのEPを導入しています。

配布シム (3)
ランディのDLはこちらからどうぞ♪

Download

☆ここから配布キャラとは別のキャラSSになります☆

配布シム (6)
いまのストーリーが終わったら、カイン&アリサのストーリーパート2のようなものをやろうと
考えてます。2年後の設定なので、アリサを少し女らしくしてみました♪
配布シム (7)
女の子シムは髪型&メイクを変えて遊べるので楽しい♪

配布シム (8)カインは何も変わってません・・・というか男性シムは髪型変えるのもけっこう躊躇してしまうw
髪型にあわせて顔を作ってるので、修正するのが面倒だったり。
色々なキャラ作ってますが、この二人が一番気に入ってます。

そして以前からチャレンジしてたキャラがとりえずできたので貼ってみます。
ときめきメモリアルGS3というゲームに出てくる設楽聖司というキャラなのですが・・・
髪型が近いものが全然みつからなくて・・・(泣)
本当はもっとフワフワした感じの髪型なんですよー・・・。
もう脳内変換で補おうとできたのがこれです↓
seiji2.jpgうわあ・・・。全然違いすぎて笑えますw
似てませんが愛だけはあるのでレビュー世帯に追加してみよう♪


長くなってしまってすいません!
ではではまた~^^

chapter11 過去

chapter11 (1)俺は両親に愛された記憶がない。
母親は貧しい経済状況から抜け出せないのを父のせいだとなじり、俺のことを穀つぶしと罵った。
3人が生きていくのにギリギリの生活。
食事すら満足にできない貧しさの中では、愛情や優しさが生まれない方が自然なのかもしれない。
そんな母親になじられながらも父は黙ってそれを聞いていた。
広い背中を小さく縮め、貧しいことが自分の罪であるかのように。

chapter11 (2)そんな3人の生活もある日突然終わった。
母親が男を作って出て行ったのだ。
寂しいという感情さえ抱くこともなかった。
いつかきっとこんな日がくるような気がしていたからかもしれない。
父はどう思っていたのだろう。
母親が出て行った日も父は変わらず無口でいつもどおりの時間に寝て翌日仕事に行った。
父と母の間には一体どんな感情が横たわっていたのか、俺には分からない。
子供心にただ分かっていたのは金がないと不幸になるということだけだ。

俺と父は各地を転々と渡り歩いた。
ブレイズ家という途方もない金持ちの家で父と二人住み込みで働きだしたのは俺が10歳の頃だっただろうか。この頃になると俺も労働力として見なされ、学校にいくこともなく朝から晩まで庭師の手伝いを命じられた。
「おい、納屋から肥料を持って来い」
そう庭師に言われ、俺は納屋に向かって走り出す。言われたことを全力かつ最速でやらなければ、子供でも容赦なく殴られるからだ。貧乏人に人権はないに等しい。
chapter11 (14)森のような庭を走り抜けるとこの家の主人が使う東屋のようなものがある。
いつも誰もいなかったが今日は違った。
にぎやかな話し声と笑い声がして俺は足を止め、茂みの中からそっとのぞき込んだ。

chapter11 (11)「フィーナ、危ないから走ってはいけませんよ」
綺麗な服を着た、美しい人が優しく庭で遊ぶ女の子をたしなめるように言った。

chapter11 (12)ゆったりと豪華なイスに座り本を読んでいた男の人がこれも女の子に笑いかける。
「まあいいじゃないか。たまには、な?フィーナ」
「お父様、大好き!」
女の子はそういって男の人に甘える。
3人のそばには何人ものメイドが控えていてこの家の主人だと知れた。
chapter11 (13)優しい父と母。愛され、大切にされている女の子。
目が離せなかった。その時の俺は何故目が離せないのか分からなかったが今ならわかる。
俺が心の底で求めていたもの全てがそこに凝縮して存在していたからだ。
純粋な羨望の思いが俺の胸に広がり、その日以来俺は彼女の姿を無意識に追うようになった。


彼女の姿を見れた日は心が浮きたつ。
夢や希望などという言葉から無縁な生活の中でフィーナは俺の光のような存在だった。

今でも鮮明に思い出せる。
彼女と初めて言葉を交わした夜のことを。

chapter11 (3)月明かりの下でジャスミンが一斉に開花し、あたりは芳香に包まれている。
寝付けない夜はこうして誰もいない庭を一人散歩するのが俺の習慣になっていた。
chapter11 (4)「何してるの?」
突然後ろから鈴を鳴らすような可憐な声が聞こえ、俺はあわてて振り返る。
思わず息を飲んだ。
彼女・・・フィーナがそこにいたから。
「花を・・・見てた」
chapter11 (7)「お花?わあ、とっても綺麗なお花!いい香り・・・」
白い花弁を広げたジャスミンを指さすと、フィーナは声を上げて見入る。
chapter11 (8)「ねえ、なんていうお花なの?」
無邪気に俺に尋ねる。柔らかな絹のような髪が揺れた。
「ジャスミン。・・・白い花は蝶を色で呼び寄せられないからその分香りが強いんだ」
何を話していいか分からず俺は独学で学んだ花の知識を言葉にする。
夜に開花し、開ききった明け方に俺が収穫しブレイズ家のどこかに飾られる。
chapter11 (9)「花のことに詳しいのね」
「庭師だから」
「私はフィーナっていうの。あなたの名前は?」
にっこりと笑う彼女の笑顔は月明かりに照らされて、まるで絵本に出てくる妖精のように可憐だった。
「俺は・・・」
そういい掛けた途端に茂みの奥から何人ものメイドの悲鳴にも似た叫び声が聞こえてくる。
「フィーナ様っ!どちらにおいでですか!!」
「フィーナ様~~!」
その声を聞いてフィーナは小さくため息をついた。
chapter11 (10)「もう戻らなきゃ・・・。ねえ、また花のこと教えてくれる?」
「・・・いいよ」
「約束ね」


幼い約束は果たされることなく終わることになる。


俺は庭師に殴られていた。
理由は何だったのだろう。庭師にとっては理由などどうでもよかったのかもしれない。
俺もまた殴られることに対しての痛みなどはとうに忘れている。
ただこの時間が早く終わることだけを考え、唇から伝う血の味をかみしめていた。

chapter11 (15)「っ・・・!!」
大柄な庭師の拳を正面から喰らい俺は壁にたたき付けられる。
殴られることには慣れている。でも決して声はあげないと決めていた。
俺の小さなプライド。
chapter11 (16)俺は倒れこんだ姿勢のまま、目の前で仁王立ちしている庭師をにらみ付ける。
「ガキの癖に生意気な目しやがってっ・・・!!」
再び振り下ろされた拳に俺はきつく目を閉じる。
「やめて!!」
まるで場違いの可憐な声が聞こえ、庭師は拳を下ろすのを止めた。
chapter11 (17)ゆっくりと瞼を開くとそこにはフィーナの姿があった。
「どうして彼を叩くの?!」
俺と庭師の間に立ちはだかる小さな女の子がこの家の主人だと庭師も理解したのだろう。
気まずそうに口を噤み、黙ってその場を去っていった。
chapter11 (19)庭師が去るとフィーナは俺をじっと見つめた。
透き通るような青い瞳には哀れみの色が浮かんでいる。
(やめろ・・・。そんな目で俺を見るな・・・!!)
彼女には一番見られたくなかった。彼女からそんな目でみられることが怖かった。
「大丈夫・・・?」
白い小さな手がそっと俺の頬に伸びてくる。
(やめてくれ!!)
俺はその手を強く払いのけ、彼女を振り返ることなく走り去った。


殴られることにも慣れ、他人から哀れみや蔑みの目で見られることにも慣れていたはずなのに。
chapter11 (18)彼女にだけにはそんな目で見られたくなかった。
俺は恥じていた。そして呪っていた。
淡い恋心を抱いていた相手からもそんな目でしか見られない自分の立場を。

このことが起きてからしばらくすると俺と父はブレイズ家で働くのを辞め、他の家で働くことになった。
彼女とはもう会えない。
そう思うと諦めたはずの彼女への想いがこみ上げ、胸が痛んだ。
その想いから目を背け、俺は仕事に没頭した。

chapter11 (20)ある日仕事から戻ると、俺は家の異変に気が付いた。
もともと家財道具などないに等しい家だったが、父の荷物がそっくりそのまま消えていたのだ。
父は仕事場から戻る時間になっても帰ってこなかった。


俺は固く冷たいベッドに座り目をつぶる。
もう何も感じない。寂しさも悲しみもない。
chapter11 (21)俺はずっと一人だったはずだから。父に優しくしてもらったことも、愛された記憶もない。
大丈夫だ。一人でも生きていける。生き抜いてみせる。


「・・・・・っ!!」
悲しさなどないはずなのに、何故涙が溢れてくる?

chapter11 (22)捨てられたのだ。俺は。母にも父にも。


ようやくそう認めることができた時、俺は初めて声を出して泣いた。



                                         chapter12へ続く





こんばんは♪今回はちょっと重めのジークの過去のお話です!
子供シムの顔ってむずかしいですよね・・・。かなり苦労してこのレベルかよって感じです(笑)
可愛く作れる方ほんと尊敬します。口が難しいんですよね。

前回のお話に鍵コメ&拍手コメくださった方へのお返事をさせていただきますヽ(*´v`*)ノ

☆ひっそりファン様☆
コメントありがとうございます!ジークをかっこいいと言ってくださってとても嬉しい!
何度も読み返してくださるなんて・・・嬉しすぎて涙が・・・ww
ジークの足元みてくださいました?足元、実は石○純一ばりの裸足+ローファーなんですよww
パンツの丈がやや短めだったので、こんなスタイルになりました♪

部屋から見える摩天楼は絵のオブジェクトですね!リアルでかっこよくて私もお気に入りです。
応援の言葉本当に嬉しいです!今後も頑張ってUPしていきますので
お時間のあるときにでもまた遊びにきてくださいませ~♪

☆きり様☆
いつも楽しく読んでくださっているなんて・・・もう幸せいっぱいです(笑)
こんな自己満足ブログですが、いつでも遊びにきてくださいね^^
コメント励みになりました!ありがとうございます!


ストーリーにどっぷりだったので、次あたりシムを配布しようかなと思ってます!
ではではまた!

chapter10 届かない存在

chapter10 (1)「・・・もっと昔に会ってる」
ジークの口から聞かされた言葉に私はずっと捕らわれていた。
10年前に初めて会った彼に恋をした。はずだったのに。
その前に出会っている?
何度も思い出そうとしたけれど、記憶の中にジークはいない。
思い出せないことが歯がゆくてならない。


(私・・・彼のことばかり考えてる・・・)
冷たい言葉で沢山傷つけられたはずなのに、トラブルが起きて助けてくれた彼の優しさに心惹かれていくのを感じている。
あの日以来、家にいてもジークの姿ばかり目で追ってしまうのだ。
そして視界に彼がいると胸が詰まって、切なくなる。
chapter10 (34)(彼のことが・・・好き・・・なのかしら・・・)
今までは単なる憧れのようなものだった。でも今は少し違う。
甘やかな痛みを持った想いに変わっている。
「紅茶・・・入れよう」
考えてばかりいても仕方ない。
そう思って私はキッチンへと向かった。


キッチンからごそごそと物音がして誰かいるのだとわかり、私はキッチンを覗いた。
chapter10 (2)
冷蔵庫を開けてなにかを探しているようなジークの後姿があった。
「何か・・・探しているの?」
そう声をかけるとジークの広い背中がびくりと揺れた。
chapter10 (3)そして後ろ手に何か隠して困ったような拗ねたような表情でこちらに振り返る。
「い・・・いや、別になにも」
彼がそう言った途端彼の手に握られていたらしいリンゴが1つ、床に落ちた。
chapter10 (4)「・・・・・・」
気まずそうに目をそらすジーク。
もしかして・・・甘いものを探してたの?
いつものクールなジークからは想像もできない慌てた様子に私は思わず笑みを漏らしてしまう。
「甘いもの、好きだったの?」
「・・・別に」
chapter10 (7)甘いものが好き、ということより彼の慌てた姿がとても可愛らしくて。
意外な面を見れた嬉しさが私の胸をときめかせる。
「昨日作ったケーキもあるわ。良ければ食べない?紅茶も入れるところだったの」
「・・・・・食う」
拗ねた顔のまま、ジークはカウンターのイスに乱暴に腰掛けた。



chapter10 (8)「美味しい?」
ケーキをあっという間に食べていくジークに私は紅茶を差し出しながら尋ねる。
「見ればわかるだろ。まずかったらこんなに食ってない」
「良かった。また食べたかったらいつでも言ってね。作るから」
「・・・・・・」
気まずそうに紅茶のカップに口をつけるジーク。
なんだか彼との距離が縮まったようで、嬉しい。
chapter10 (9)「あの・・・この間は本当にありがとう」
「何度も礼を言われるようなことはしてない」
少しずつ落ち着きを取り戻してきたのか、いつもの硬い壁がまた彼との距離を遮る。
でも私はどうしても彼に聞きたいことがあった。
「教えてほしいことがあるの。私たち、いつ・・・会ってたの?」
私の言葉にジークは私を見つめる。
彼の目は鋭くて、何もかもを見透かされそうなほどだ。
chapter10 (13)「知ってどうする?」
「どう・・・って・・・。ただ知りたいだけよ」
「思い出せないなら知る必要もないことだろ」
まただ。いつもの冷たい彼の口調。まるで私を突き放すような言い方。
優しいジークと冷たいジーク。どっちが本当の彼なのか、わからなくなる。
「知りたいと思っちゃいけないの?」
ここで引き下がったらいつまでもわからないままだ。そう思って私はもう一度勇気を振り絞って
ジークを見つめた。
chapter10 (12)「・・・どうでもいいことなんだよ、今となっては」
「どうでもいいことかどうか自分で決めないで!!」
「思い出せない程度のことなんだからどうでもいいことだろ!!」
どうしていつもこんな風に言い争うことになってしまうんだろう。
彼に突き放されるとムキになって言い返してしまう自分がいて。
彼との距離が近くなったと感じても結局最後は離れてしまう。
「・・・もういい。わかったわ」
これ以上言い争うのが嫌で、私は小さくため息をつく。
chapter10 (16)紅茶のポットを洗おうとシンクの栓をひねった。
背中にジークの視線を感じる。
そして彼も小さなため息をついた。
「・・・俺もあんたに言いたいことがある」
私に言いたいこと?また酷い言葉で傷つけられるのだろうか。
私は泡立っているスポンジをぎゅっと握り締めた。
chapter10 (18)「その・・・花屋でちゃんと働いてたんだな。あの日あんたが一生懸命注文の花を仕上げてるの見て・・・わかった」
彼の口から漏れた言葉は、とても優しいもので。
私は胸の激しい鼓動を痛いくらい感じていた。
「お嬢様のお遊びだなんて言って・・・悪かった」
この人は・・・私の気持ちを知っていて優しくしたり冷たくしたりするんだろうか。
こんな風にいきなり優しい言葉をかけてくるなんて、嬉しいけどなんだかずるい。
chapter10 (19)「・・・わたし・・・働いたことがなくて。家で禁止されてたから。でもずっとね、働いてみたかったの。ブレイズ家のフィーナじゃなくて、ただのフィーナとして」
どうしてだろう?こんなこと誰にも言ったことなかったのに。
不思議と彼には言える。
「金持ちのお嬢様にもそれなりに悩みがあるってことか」
ジークは微かに笑いを滲ませた口調でそう言った。
「ふふふ、そうよ。お気楽なだけじゃないわ」
chapter10 (20)そういって振り返るといつの間にかジークは私の背後に立っていて、彼の深いモスグリーンの瞳に私が映っていた。
この瞳、どこかで見たことがある。
10年前の彼じゃない。彼の言うとおり、もっと昔に・・・。
私が彼をじっと見つめても、彼も視線を逸らさない。
なんだかこの場所だけ時間の流れが違うように感じる。
自分と彼以外は存在しない世界に入り込んだような錯覚。
耳に聞こえる音は自分の鼓動だけ。


chapter10 (21)どれだけの時間、見詰め合っていたのだろう。一瞬かもしれないし、長い時間だったのかもしれない。
その時間は彼によって破られた。
「これ」
ジークに差し出された紅茶のカップを受け取る。まだ頭がぼんやりしてしまってる。
「あ、ありがとう」
chapter10 (22)彼がキッチンから去ったあともしばらく私はそこから動けずにいた。
まるでジークの視線の呪縛に捕らわれてしまったかのように。



chapter10 (23)駄目だ。感情をコントロールできない。
冷たくして彼女を俺の周りから遠ざけようと頭で考えてはいても心がそれに従わない。
フィーナが10年前のことを憶えていると知ったときから俺は何かを期待している。
「・・・ジーク、いるか?」
突然扉の向こうからアレックスの声がして、俺は振り返る。
この間の諍いからなんとなく互いに避けていたというのに、一体何の用だ?
「ああ。入れよ」
chapter10 (24)そう声をかけると扉が開き、怒りを含んだ表情のアレックスが部屋に入ってきた。
この間の続きでもする気か?
「何だ。言いたいことがあるなら早く言えよ」
chapter10 (25)「・・・・・これ以上フィーナに近付くな」
突然のアレックスの言葉。奴の顔は真剣だった。
chapter10 (26)「この間は冷たくするなで今度は近付くな、か。そんなに大事なら檻の中にでも閉じ込めておいたらどうだ?」
「そんな言葉で誤魔化すな。彼女に手を出したら許さない」
自分が傷つくのが嫌で遠くからフィーナを見つめていることしかできないアレックス。
本人はナイト気取りだろうが、見ていて滑稽だ。
「別に・・・あんな女興味ねえよ」
アレックスの視線が突き刺さる。お前の言葉なんか信じていない、というような強さだ。


chapter10 (28)「こんなことを言いたくないが・・・。お前と彼女は釣り合わないよ」
身分。生まれ育った環境。階級。そういうことを言いたいんだろう。
親にも捨てられ養護施設で育った俺と由緒正しい家の令嬢である彼女が釣り合わないことはお前にいわれなくともとっくの昔に理解している。

chapter10 (29)大学に入ったときも俺の生い立ちのことを影でとやかく言う奴はいた。
俺はそんな奴らが何を言おうとどうでも良かったのに、アレックスは「人は生き方で価値が決まるんだ。出自じゃない」などと俺に息巻いてなかったか。
自分の足元が揺らいできたらそれを持ち出し、異端者を排除しようとする。
なんともわかりやすい偽善者。

「言いたいことはそれだけか?」
偽善者を冷ややかな視線で見つめると、微かに動揺した表情を滲ませる。
chapter10 (30)お前の優しさなんて所詮自分の居心地を良くする為のものだろう。
中途半端な優しさは人を傷つけることも知らない世間知らずの男。
何か言いかけて、それでも思い直したのか口を噤みアレックスは部屋を出て行った。


chapter10 (31)「・・・・っ!!」
奴が出て行った後、俺は怒りを抑えきれずに壁に拳をぶつける。
悔しい。俺がどんなに努力しても持っていないものをアレックスは持っている。
フィーナに堂々と想いを告げられる立場。生まれ。階級。
釣り合わない?お前に言われるまでもなく、俺は生まれた時から自分の立場をよく知っている。
社会の底辺でお前のような幸せが欲しくてあがいてきたんだ。
でも大人になるにつれ、どんなに努力してもお前のようには決してなれないと知った。
人は生まれた時から平等じゃない。

chapter10 (33)
俺はいつまでも深い闇の底で足掻くしかないのだ。

フィーナという光を追い求めながら。

                                         chapter11へ続く



こんにちは♪今回はちょっと長めになってしまいました!
最後まで読んでくださった方、ありがとうございます☆
ようやくジークの過去や気持ちを書き始められました~。長い道のりでした(笑)
次回はジークの過去編になる予定。
そしてアレックスが回を重ねる毎に嫌な奴化してますね~ww
まあ、いいんですwこいつはこういう役割なのでww
この回でストーリーの中盤が始まったくらいですが、今後ともお付き合いいただければ
嬉しいです☆
ではではまた!

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Author:Loveflower888
modで色々キャラメイクできるPCゲーが好き。特に綺麗な男子を作るのが趣味。シムズ3がメインですがskyrimの記事も載せています。
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